タテジマとファイブアローズに魅せられて

　あれは５年位前かな？楽しかったです、はい。

　雨に濡れて、タクシーで店に突いた私の目に飛び込んできたのは・・・いや、これ、マジでカワイイコですよ、あんた！！って言う人たちです。人数はヤロー３人、女子２人。幹事の先輩ありがとう！ってやつです。

　しかし、その飲み会で私は「そういう人」を初めて見ました。

　１人のほうはカッコいい人で、少しアホなところがまた適当でイイ！！です。私はこの人と話をしていました。まぁ、結果的にどうにもこうにも話は進みませんでしたが、２次会ではカラオケで戦い、勝ったほうが負けたほうに「メイクできる。」という、いかにも酔っ払いが好きそうなことをしていました。

　さて、ここで初めて！という言葉・・・なんでしょう？？それは私が化粧を・・・ではありません。いえ、そのゲーム、私が勝ちましたので、私が相手にメイクを施しました。もちろん、そんな資格をもっているわけでもなく、化粧品なんて触ったこともありません。

　しかし私の美的センスが黙っているわけもなく、完璧にメイクをして差し上げました。出来上がった顔は・・・眉毛がつながっていましたがなにか？とりあえずそのままタクシーで帰宅したようです。アホですわ。

　で、もう１人の美人！これは友達が話をしているのですが・・・どうも友達はその子の趣味ではないらしい。そこで僕が「どんな人が好きなんですか？」と聞いてみますと、そこで初めて物語に遭遇したんです。

　その子は「デブ専」だったんです。そう、太っている方が好きだと。それも中途半端なものではなく、腹が出て、汗も人並み以上の方がいいそうです。身軽なデブなら言うことなし！と言ってました。膨らんだお腹で安心すると言うことです。

　そりゃ俺には無理だ。そこまで俺の腹は出ていない。っていうか、当時の俺の腹は出ていない。ん〜・・・難しい。

　でもあまりに面白いので色々話を聞きました。コンプレックスって、あくまでも自分だけの話で、人によっては関係ないのね。って思ったものです。

　その飲み会は無事に終わりました。幹事をやってくれた先輩の飲み会は、タイガースの選手で言ったら「ディアー」か「ブロワーズ」って感じですか？当るとデカイ！！ですね。

　しかしその後は色々あったようですね。眉毛をつなげられた子は、何回も新たな人生を歩んでいるようです。そしてデブ専の子は、好きな人を追っかけてオーストラリアに行ったようです。その相手は太っているのかなぁ？？でも１回、職場の近所で見たときは、確かに隣に太った人がいたなぁ。

　ってことで・・・やっぱり普通に楽しかった飲み会の話は面白くないでしょ？？