タテジマとファイブアローズに魅せられて

　この日の試合は大田区総合体育館でアースフレンズ東京Ｚと対戦。お互いに苦しいシーズンを過ごしているので、ここで何とか連敗を止めたいところです。

　この試合、１ＱＴから気迫がこもったプレーが続きます。特に木村選手がゴール下に入ったかと思えばパスで相手を惑わせるなど、変幻自在と言っても良い出来を見せます。

　しかし２ＱＴ、相手のシュートを止めきれず２９点もの失点。これはいけません。ただでさえ３ＱＴに不安を抱えるシーズンになっているというのに。

　迎えた後半。ディフェンスシステムを変えたのか何なのか、東京Ｚのシュートが全然入らなくなります。まぁ、前半入りすぎといえばそれまでなのですが、それを差し引いても入らなさすぎ・・・というシーンが続きます。

　反対にファイブアローズは得点を重ね、３ＱＴ終了時点で１０点リードを奪います。

　でもね、この時点で勝てるなんて思わないですよ。だって１８連敗中ですもん。ここで守りに入ったらダメです！

　という心配をする必要が無いほどの攻撃で４ＱＴもファイブアローズが走ります。インサイドでは藤岡選手が奮闘。高田選手のシュートがちょっと入らない時間帯も補って余りある活躍でした。

　最後は２０点差をつけての快勝。１８連敗中のチームとは思えない内容で勝利しました。

　長かった連敗です。この勝利でチームが劇的に向上するかといえばそうではないかもしれません。でも兆しにはなるはず。やはり勝つっていいですね！！

　ここから徐々にチームが上昇してくれることを願わずにはいられません。