タテジマとファイブアローズに魅せられて

　今どき野武士という表現が古臭いようで新鮮なようにも聞こえるのだが、それが若い選手たちにどこまで伝わるかどうか。５０歳近い世代でも何となく伝わるかな？という程度だと思う。

　言葉の定義付けというのはマネジメントの世界でよく言われることだけど、野武士ってどんなん？をしっかり具体的に伝えないとね。今回の会見のような抽象的にも捉えられてしまう表現には要注意。つまり各々が好きなように捕らえてしまう可能性が高くなるから。

　今回の騒動というかなんというか、お家騒動とか言われて、今更この時代にまだ？またやってんの？と思われているような報道も多い中、本当に今度こそフロント、現場一丸となってというのをやってくれるんだろうな？勝っているときだけじゃなく、負けているときもやってくれるんだろうな？！というのを払しょくすることが先ずやるべきこと。

　現場主義とかいうのはいいけど現場任せというのはよろしくない。お互いがやるべきことをやるだけではなく、やるべきことにさらに必要なことを見つけて１歩も２歩も予想以上をやること。それがフロントがやるべき現場への誠意だと思う。