タテジマとファイブアローズに魅せられて

　最終回も追い上げたんだけど及ばず敗戦。そりゃいつかそうなるよ。ただ、タイムリーエラーで負けたってのが痛い。

　岩貞投手もこの１失点で投げぬいたといえばそうだけど、どうにも投球間の間合いが長すぎる。１球投げては帽子を直してロージン触って・・・・・という感じ。汗で滑ってはいけないのでロージン触るのは悪いことではないけど、それ以外のルーティンをもっとテンポよくしないと見ているこっちも守っている方だってリズムに乗れないんじゃないか？この辺、向上すればもっと行けると思うんだけど。

　事実、立ち直ったというか調子が出てきた４回と５回はかなり早い展開で打ち取っているように見えた。これが岩貞投手本来の姿だと思う。防御率は１点台をキープ。この日の投球は負け投手という内容ではなかったと思うだけに、立ち上がりのテンポをもう少し・・・・・と思う勿体ない内容だった。

　奮闘を続ける中継ぎ陣。この試合、開始前に嬉しい光景があった。

　能見投手が公式戦通算１００勝を達成したセレモニーが行われたのだが、ベイスターズの選手全員がベンチ前に整列して能見投手に拍手を送り続けた。それはセレモニーが終わるまで続けてくれていた。これは見ていて本当に嬉しい場面。だから負けても今日くらいは・・・・・とは思わないけど、ベイスターズの選手たちに好感を持った場面だった。