タテジマとファイブアローズに魅せられて

　取り上げられるのは、やはり四球とヒット数。イニング数の割にどちらも多く、擁護するのは難しい内容だった。

　だがしかし！それでも俺は期待を込めて見ている。それは奪三振数。イニング数の割に三振も奪っているのだから。

　さすが藤浪投手、指にかかったボールが行ったときは本当に良いのが行くので相手だって簡単に当てることができない。特に高めのストレートは威力充分。球速だっていい感じで出ている。じゃなきゃ５イニングで２けた奪三振はできないでしょう。

　残念な結果になった。オフにはダルビッシュ投手と練習して何かを掴んだようにも思えた。でもまだ結果が出ない。

　俺はここからが藤浪投手の真骨頂だと思っている。むしろ苦しんでいる姿を見せろとは思わないし、もっと苦しめなんて間違っても思わない。

　でもこうして勝てない時期、自分の投球ができない時期になんていうかもがいている藤浪投手がどうやって越えていくのか？どうやってエースになっていくのか？というのを見たいと思っている。

　２軍に落とすのは簡単。でもここで落としたら何にもならない。シーズン序盤、大事な時期である。でもここで藤浪投手を使い続けてほしい。

　結論はまだ出ない。でも彼に関しては使い続けなければ出ない。俺はそう思って、苦しむ藤浪投手を心から応援している。











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