タテジマとファイブアローズに魅せられて

　６回９８球で２失点、自責点は１。十分やってくれたんじゃないかと思う。繰り返すが登板間隔が難しい設定だったため、これだけ投げてくれたら充分だ。

　メッセンジャー投手は打つ方でも活躍。タイムリーを含むマルチヒットを記録した。ロサリオ選手は来日初の猛打賞。外国人選手２人でチーム安打数の半分以上を記録している。

　中継ぎ投手も頑張って無失点。あとはドリス投手が締めるだけだった。

　１アウト３塁にしてからは、１失点は仕方ないので追いつかれなければ・・・という展開に。１点差になってしまったが勝利はしっかりキープして渡さなかった。

　ただ、先頭打者だったドラゴンズの亀澤選手を出したのは、記録はヒットでも防げるもの。

　体勢を崩しながら捕球したところまではナイスプレー。でもそのあと、緩いボールを１塁に投げたのは反省点。打者走者が俊足であり、全力疾走で１塁に向かっている姿は見えたはず。だったらもっと速い球、強い球を１塁に投げないと。

　２点リードだから良かったものの、同点だったら大変だった。

　ピッチャーゴロとはいえ油断してはいけない。相手は諦めていないんだから。

　勝ったけど最後まで油断できない。そう強く感じた一戦だった。











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