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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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希望を見せた!香川ファイブアローズ(バスケの話)
 昨日のゲーム中にチームの主力で大黒柱のシェイが負傷。彼を欠く状態で戦わなければならないファイブアローズ、苦戦は必至です。(相手はレジーが出場しないけど。)

 この試合がシーズン最終試合。そして2階自由席は無料開放という試合。勝って次のシーズンにつなげたい。そんな思いが奇跡ともいえる試合にしてくれました。

 序盤からビハインドを背負い、3QT終了時点で10点以上のビハインド。確かにバスケは10分あれば10点差をひっくり返せます。ただ相手は地区上位の熊本。容易なことではありません。

 しかしこのQT、アローズの選手たちは果敢に立ち向かってくれました。溝口選手の積極性。近選手のキラーともいうべきスリーポイント。そして躍動するADのブロックショットが火を噴きます。

 気が付けばリードすら奪う展開に。熊本ブースターの大歓声に負けじとファイブアローズブースターも声を張り上げます。

 熊本のフリースローではADがファンを煽ってブーイングを呼ぶなど、会場の一体感がさらに増す。その中でノッたADがまた走る。OTでもブロックショットが火を噴き、まさに今シーズンチームにかけていたリムプロテクターとしての存在を示します。

 最後の瞬間、パソコンの前で声をあげるくらいのディフェンス。地区上位の熊本に勝利することができました。

 試合後に全選手がブースターにメッセージを贈るのですが、中でもリンのコメントにあった、「シーズン序盤は不安で・・・。」というのはブースターも同じでした。でも1つ1つの試合を重ねるごとにチームの成長があり、そして何より、身を削るかのような、「何もそこまで・・・」と言いたくなるかのような選手たちがプレーする姿は清冽といっても良いほどの感動を勝っても負けても私に与えてくれました。

 決して恵まれた環境下でのプレーばかりではなかったことでしょう。でもホームではチームを愛して支えてくれるボランティアの皆さんが設営をしてくれ、私のようなブースターの端くれがアリーナに行き声を出し、県内だけでなく県外からもブースターがアリーナに駆け付け、シーズン序盤は2階席で観戦していた方が終盤には1階席で観戦するなど、少しずつでも見ている人の心に何かを選手たちが届けてくれたシーズンだったと思います。

 ここ数年いた選手たちがいなくなってしまい、迎えたホーム開幕。今年もテレビインタビューされたのですが、やはり不安な面を隠すことはできなかったと記憶しています。でもそれとはまったく別の香川ファイブアローズを見せてくれた選手たちに、私は最大の感謝を伝えたいと思います。

 スポナビで試合を見終わったあと、22:30くらいに部屋で「よっしゃぁ!」と何回も叫びました。こんな思いをさせてくれてありがとうと言いたいです。

 願わくは、特に日本人選手の多くに来シーズンも香川でプレーするという選択をしてほしいと願っています。このチームの選手たちは今年の勝敗で終わるようなメンバーではありません。もっと見たいと思えた素晴らしいメンバーたちだったと思います。

 今シーズンの香川ファイブアローズに、大きな感謝を伝えたいと思います。

 ありがとうございました。


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