タテジマとファイブアローズに魅せられて

　打撃面ではしぶとく打った上本選手に今日もマルチのキャンベル選手。ダメ押しの一打を打った糸井選手もそうだし、今シーズン第１号を打った中谷選手もそう。

　守備面でも今日も出番があった桑原投手、先発で勝利投手となり、５試合で４勝のメッセンジャー投手。そして今日も盗塁を阻止して完封リレーをリードした梅野選手。色々な選手の活躍があって、苦手とされているドラゴンズの大野投手を攻略している。

　こうした完勝ともいえる試合で印象に残ったのは試合を〆た松田投手である。

　球児投手が大島選手の打球を右手で止めに行ってしまい痛めて降板。軽症であることを願っているのだが、その直後に出てきたのが松田投手。実に難しい場面だったはず。

　６点リードで球児投手。１イニングを〆てくれると思っていたのはファンだけではないはず。でも緊急登板がやってくる。

　ここで平田選手をすぐに打ち取る。これが大きかった。ここで出塁を許すようだと明日への流れが変わることにもなりかねない。増してや失点なんて・・・・・。

　ここで松田投手が踏ん張ってくれなかったら、そこから先、さらに投手を継ぎ込まなければならなくなる。月間最多セーブ球団記録がかかっているドリス投手の登板が・・・という問題ではない。それだけシーズン序盤から沢山投げているんだから、ここは松田投手でしっかり〆て終わりたいところ。その期待された結果を相手打者２人で応えたんだから立派としか言いようがない。

　特にビシエド選手の時かな？初球に投げたカーブでストライクを取れたことは素晴らしいこと。相手は当然、松田投手のストレートを意識しているはず。そこでカーブを投げ、ストライクを取れた。松田投手と梅野選手のファインプレーである。

　球児投手の降板は想定外。でもここで３者凡退で試合を終えたのは狙い通り。

　明日の試合、今日の勝ちを喜びながらも明日は明日。立ち上がりからしっかり抑えてタイガースペースに持ち込んでほしい。







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