タテジマとファイブアローズに魅せられて

　だって投手の補強は出来ているの？と言われると、「う〜ん・・・。」となる。

　若い投手が順調に成長して、１年を通じて交代しながらでも回ってくれればいいんだけど、大丈夫だろうか？と思う。

　後ろの方では岩崎投手の配置転換、クローザーの獲得、シーズン終盤に調子を上げてきたマテオ投手の残留、藤川投手の復調と、期待できるものは沢山あるけど、どれも未知数である面があるのも事実。糸井選手の獲得という、大きなプラスに加えて、ディフェンス面でも何か兆しが欲しいところだ。

　それでも、優勝か育成かという究極の選択をするのであれば育成で！と思いたい。もちろん、ベテラン選手は１年１年が勝負。口が裂けても「育成のために今年は我慢して・・・」なんて言えない。勝つことを目指す中で選手を育てること、勝つことで育つことは言うまでも無い。

　ただ、それでも育成重視という姿勢は捨ててほしくない。当然、その中で生き残れる選手は限られてくる。それでも育成すること、これからも続くタイガースの強さの土台を今こそ作ることは放棄してほしくない。

　今まで退団した選手の中にも、今の首脳陣の下だったら何とかなったんじゃないか？なんて思える選手もいたかもしれない。獲得したタイガースも、入団した選手も悔いを残さないようにっていうか、諦めがつくように、先ずは育成重視で行ってほしいと思っている。





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