タテジマとファイブアローズに魅せられて

　今シーズンは監督も代わって心機一転。チームの雰囲気も変わったし、キャンプから練習内容も量も変わったんだと思う。

　その疲れが今の時期にきていることは想像できるし仕方ない。マテオ投手が股関節の痛みを訴えたとか聞かされても、来日前の練習とは違うだろうし、マウンドもボールも違うなかでは体も慣れるのに時間もかかると思う。

　原口選手も出始めたけど、これから超えるべき壁が何枚も出てくる。こういうことを繰り返すなかで成長していくんだろうと思っている。その成長は選手個人だけではなく、チームの成長も含めてだ。

　ただし！そこには基本というものがある。その基本というのはプレーにおける基本もそうだが、金本監督が掲げる基本である「積極性」も含まれる。積極的なミスは許されるのだが、このところ続いたミスが積極的と言えるかどうか。

　鳥谷選手が落球した場面、芝に足を取られたように見えた。でもこれも何年甲子園でやっているの？と言われれば積極的なミスに含まれると思うのは難しい。

　そして継投についても色々と。メッセンジャー投手の替え時なども含め、色々と言われている。そういやぁ、岩貞投手の投げた試合でも色々と言われたけどね。

　でもこれはなんていうか難しいんだけど、金本監督も含めてベンチ陣も成長するってことだ。確か２００４年の岡田監督も就任初年度に色々言われていたと記憶しているが、後に優勝監督になっている。

　とにかく、消極的は勘弁。上手くいくことばかりじゃないけど、こういうときこそ積極的に出てこられたら相手も嫌なんじゃないか？と、今日の試合を見て思った。






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