タテジマとファイブアローズに魅せられて

　これはもちろん投げた投手も立派。江越選手のダイビングのあとの岩貞投手の気迫も、最終回のマテオ投手のボールも。

　最終回はベイスターズが早打ちだったので助かった部分もあったけど、それでもバッテリーを中心に頑張った。

　矢野コーチのコメントでもあったけど、キャッチャーは最後まで出て育つと。これは解説の野口さん（元スワローズ＆阪神＆ベイスターズ）もおっしゃっていた。

　一昨日支配下登録＆初ヒット。昨日初打点。今日初スタメン。凄いじゃないか！

　岩貞投手が投げれば陽川選手が打つ。そしてこの２人でお立ち台。夢があるねぇ。

　陽川選手の打球は打った瞬間大きいと分るもの。ちょっとバットの先に見えたけど角度が素晴らしかった。

　まぁなんつぅか。沢山三振しまして。スリーバント失敗も含めれば１６三振。それでも勝てたのは１つ１つの場面でしっかり粘れたこと。

　岩貞投手の安定感が心強いシーズンとなっている。開幕前は先発６番手を争っていたのに。競争相手になっていた先発候補にとっては岩貞投手が完全にリードしてしまったけど、岩田投手の枠を奪うしか現状では考えられない。

　若い選手たちで勝った試合と言っても過言ではない。もちろん、ベテランが脇をしっかり固めているというのはある。ただ、ここまで若い選手を使って育てようとしている監督以下は見事だと思うし、これからも続けて行ってほしい。やっぱり育てることを重視しすぎるよりも、勝つことを徹底して意識させる中で育てた方がいいと思う。

　明日も好投手相手に戦うことになる。球児投手の先発ということで、ちょっと心配もあるけど、それを吹き飛ばす若手の躍動でビシッと戦ってもらいたいと思う。






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