タテジマとファイブアローズに魅せられて

　収穫といえば岩貞投手の好投に尽きる。黒田投手相手に堂々のピッチング。試合前に矢野さんから、黒田投手と投げ合えることを喜びとする？ような助言があったというが、それは本当にごもっとも。胸を借りるといった表現がぴったりな状況で、黒田投手が脚に打球を受けて降板したとはいえ、リードを保って長いイニングを投げ続けることが出来たのは本当に良かったことだ。

　前回登板が７イニングなので土曜日は８イニング目に突入。失点してランナーを残して降板したが、それでも充分次に期待できる内容だったし、奪三振でも凄く良い数字を残しているんだから、そりゃ当然次もあるわ。

　打撃は土曜日に鎮火しっぱなし。火を吹くどころか見事なまでに消されてしまった。

　それをどうするのか？が問われた日曜日。中盤の連打と終盤の連打で意地は見せることが出来た。

　外国人野手が２人とも欠場した試合。長引けばファームでプレー中のペレス選手の昇格も検討されるところだが、今のところそれはなさそう。でも早く帰ってきてほしいことに変わりは無い。っていうか、ペレス選手は外野手なので、できれば内野を守れる・・・・・ペレス選手もファーストをやったことはあるらしいんだけど。

　というか、その話も大事だけど、ここで大事だと思ったのは修正力。いや、修正っていうか、実際には金本監督にカミナリ落とされて尻に火がついたというか。でも意地でもなんでも気持ちを見せれば変わる力自体はあるってことが分ったことは事実。あとはその力の出し方さえ・・・・・日曜日の９回のような展開を、明日は最初から見せてくれれば。






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