タテジマとファイブアローズに魅せられて

　「こんなもんじゃないはず。」と言われ続けている鳥谷選手なのだが、ではどのくらいの数字を残せば本領発揮なのか？ということになる。

　昨年の流行語になったトリプル３が出来る逸材なのか？という気もしていたが、３５歳になる年齢を考えると、これからの向上というか上昇をどこまで期待して良いのか？とも思えてくる。

　未完の大器が未完のままで終わってしまう。それでは勿体ないけど、そもそも今くらいの成績でイッパイな選手だったんじゃないか？という意地悪な見方もされてしまうかもしれないが、これではいけない。

　故障が少なく丈夫な選手。実はこれだけでも得難い選手である。守備も２０１５年はエラーが多くなった年だったし、守備範囲が狭くなったなんて説もある。このあたりは久慈コーチに鍛えてもらうとして、打撃の向上はどうすんだ？と。

　無事に故障せずに出場を続ければ、タイガース生え抜きでは藤田平さんに続いて２人目か？２０００本安打を達成する選手になる。だとしたら、ここらで打撃タイトルの１つも欲しいところ。

　２０本ではおそらくホームラン王は無理。２０盗塁ではおそらく盗塁王は厳しい。「こんなものではない。」という声に対し、どれだけの数字を残せば「これくらいやってくれると思っていた。」、「やっと本領発揮した。」と言われるような、周囲が満足するのだろうか？その答えを金本監督のもとで出して欲しいと思う。






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