タテジマとファイブアローズに魅せられて

　この９勝のうち、６勝が先発投手に勝ちが付いている試合。これが多いのか少ないのかというのはちょっと分らない。

　不思議なもので、実際にそうだと言えるかどうかは別としても、若手選手を使いながら勝っているようにも思えてくる。

　いや、実際に江越選手や岩本投手、歳内投手、山本投手などを使い、中谷選手にも出場機会を与えているので、それが使わざるを得ないというチーム事情があったとしても勝利と育成の両立が出来ているようにも思えてくる。

　そりゃぁ、３０代後半を迎えている福留選手や安藤投手、福原投手の後釜を探すというのは大きなテーマなのだが、使っているうちに誰かがそうなるんじゃないか？という気持ちにもなってくるから不思議。

　まぁ、実際にはドラフトでそういった選手を指名するんだろうけど。

　今年は大きなトレードをするわけでもなく、ＦＡ補強もほとんど出来ず・・・・・断られ・・・・・どうなるんだろう？と思っていたら、こういう展開。結構ビックリしていながらも、交流戦でセ・リーグで勝ち越したのは阪神だけと思えば、そりゃまぁ、首位でもいいのかな？なんて思う。

　球団設立８０周年なので何が何でも優勝を！というのは凄くわかる。８０周年じゃなくても優勝してほしいのだが、そりゃ記念に残るもんね。

　１９８５年の５０周年は日本一、２００５年の７０周年はリーグ優勝。だったら次は９０周年じゃないか？と思っていたもんだから、ここで優勝争いが出来るとは思ってなかった。

　そんな中で明日からＶＳ読売。このカードも当然ながらカード勝ち越しで終わりたい。そうすれば夏のロードでセ・リーグ５球団すべてに現時点でカード勝ち越しできるということになる。これは素晴らしいこと。

　苦しい試合は当然続く。でもここで勢い付けて、その勢いを実力に変えて。育って勝って。そんなことができるんだったら凄いことだと思う。






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