タテジマとファイブアローズに魅せられて

　これはリードした鶴岡選手の力も大きいよなぁ。相手の裏をかくナイスリードもあったし。一時期は読売にも所属していたので、相手の癖なんかも利用したリードだったんかな？そして特にあっちの１番打者で売り出し中の大田を３三振に抑え込んだのが大きかった。この試合に関しては、大田が全打席、イニングの先頭打者だったんだよね？

　これに限らず、今日の試合でイニングの先頭打者を出したのは５回の四球だけ。イニングの先頭を出さないということがどんだけ大切かってのを改めて実感した。

　この５回は連続四球でランナーを背負ったけど併殺で切り抜けたし、そのまえの４回も２アウトから連続ヒットで５番のアンダーソン。無事に切り抜けてるし。

　コントロールとしては自分の思ったところに投げることができず、試合中に何度か首を傾げるシーンもあったけど、それが逆に相手に的を絞らせなかったのかもしれない。

　打線の援護は１点。この１点が大きかったなぁ。４番の打点が決勝点というのは悪くない。

　色々と動かしている打順。今日はマートン選手を３番に。これが良い感じ。でもその前になかなかランナーが出ない。鳥谷選手をどこまで上位で使うのか？と聞かれれば、当面の間はそうだろうけど、本当に脇腹大丈夫か？と思いたくなる低調ぶりが気になる。

　現時点でスタメンがバチッと決まったとは言えない今年のタイガース。それだけチャンスが転がっているわけで、今日のセカンドは荒木選手。６回のチャンス、決めたかったよなぁ〜！！四球後の初球。あのコースは振って当然。ただ球威に押されたのか何なのか？力のない打球で残念だった。でも昨日の結果があったから今日の出番があったわけで、とにかく上本選手の調子が安定しない状況下で掴んだチャンスを離さないでほしいものだ。

　最終回、これはもう当然藤浪投手。なんていうか、嬉しいよねぇ。こういう若い投手が完封するってのは本当に嬉しい。試合終了時にはテレビで見るとかなりの雨が降っていたけど、最後まで集中して投げ切ったのは立派の一言。

　お立ち台でも言っていたけど明日は横山投手。試合前だっけ？横山投手が投げやすくなるように自分が先ずは結果を！って感じのことを言っていたのは。なんかのスポーツ新聞で見た気がするのだが、見事に有言実行。かっこえぇ〜。

　これをきっかけに何かが変わって、シーズン終わってみれば『エースは藤浪』と自然にみんなが言うような投手に。なんかそんなことになっても全然不思議じゃないようなナイスピッチングでした。






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