タテジマとファイブアローズに魅せられて

　ムック本の野球太郎だっけ？あれにはスカウトの苦労話がよく載っていて、いつも読ませてもらっている。記憶にある選手が引退後にスカウトに転身していることも多くある。

　その中で感じるのは、担当地区に行く回数の多さ。地方予選だけでなく練習試合にも顔を出すのは当たり前の様子。プロ志望届を提出するようになって、以前のような隠し玉的な指名は減ったにせよ、それでもどんな選手を指名候補に挙げるか？という大きな役割がある。

　スカウトの中には自分が探してきて推薦しても指名されないことも多くあるらしく、これはこれで辛いよなぁ。

　１順目や２順目といった上位指名の選手が活躍するのは当たり前とか言われ、下位指名の選手がどれだけやってくれるか？というのはスカウトの腕前とか言われるとすれば、２０１４年の新人を探してきたタイガースのスカウトは実に素晴らしい結果を出したと言っても良いのではないだろうか？

　だって、タイガース栄光の４位指名である梅野選手も頑張ってくれたけど、６位指名の岩崎投手も結果を出してくれた。これは素晴らしいよな。

　２０１５年シーズンは誰が出てきてくれるのか？江越選手や守屋選手、数年以内に植田選手も活躍してくれればそれはそれでスカウトを称賛できる嬉しい年となる。






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