タテジマとファイブアローズに魅せられて

　背中に背負っているのは建山投手。これはタイガース側から提示されたと、そして建山投手も一旦は固辞したと。そういった報道をしばらく前に観た気がする。

　いずれにしても５３番は多くのファンが思い入れのある番号。年齢的にも建山投手が向こう１０年間背負うとは考えられず、そうなると次に５３番がふさわしい選手へ伝達するまでの感ってことになるのかもしれない。

　ただ、俺はここまできたら建山投手に「さすが５３番。」と言われる活躍をしてほしいと思っている。

　も・ち・ろ・ん！建山投手がファイターズで実績を残して、そしてメジャーに挑戦するほどの投手だったことは承知の上でそう思っている。メジャーに挑戦して渡米したことで、それまでの実績は一旦リセットされると思ったって良い。同級生の上原投手が今でもＭＬＢで結果を出している中、本人は意識していないだろうけど、こっちだってＮＰＢでもうひと花！と思って観たって良いじゃないか。

　とにかく甲子園にタテジマの５３番が帰ってくる。それだけで何か特別な気分。久しぶりの１軍登板はどうなるんだろう？なんか気のせいかもしれないけど、タイガースの右のサイドスローを見るのは久しぶりだけに、何か待っている自分がいるのだ。