タテジマとファイブアローズに魅せられて

　３人とも野手なのは仕方ないけど一二三選手と北條選手という若い選手の中に狩野選手が入っているのは嬉しい。

　早いもので３１歳。今年は３２歳になるのか。２００９年だったよね、正捕手になったのは。そっから城島さんとか来て捕手の出番は減って、そしてヘルニアかな？なってしまって育成契約にもなった。

　こうした苦労して来た選手が再び三度、注目されるのは嬉しいこと。今の時期だからこそ試せるんだから是非とも使ってみて欲しい。

　一二三選手と北條選手を使うってことは、若手育成能力を散々疑われてきたタイガースにとっても大きなこと。出番を与えて結果でも出してくれれば、仮にファームスタートとなっても本人たちの気の持ちようが違うはず。今までよりも１軍を身近に感じてもらえるだけでも大きな収穫だ。

　ただし！それには大きな壁だってある。それは守備。打つだけで１軍に残るんだったら相当打ちまくらないといけない。増してや広い甲子園。土のグランド甲子園。必然的に高い守備力は要求されてくるのだ。特に若いうちはね。

　見たい、見たい。それも起用する、チャンスを与える大きな理由。では見続けたいと思わせるには結果もそうだし、当たり前のことをしっかりできることも必要。

　打席では打っても３割。でも守備は限りなく１０割に近づけることができるってのは色々なところで聴く話。だったらやはり出場を続けることが出来るだけの守備力は必要。

　さて、この３選手はどうだろうか？そういった角度からも「見たい！」選手である。