タテジマとファイブアローズに魅せられて

　これ、掛布さんだから言える言葉なんだと思う。

　現役時代はタイガースの４番。良ければ褒められるけど、悪ければケチョンケチョン。そんなことを何度も経験して日本一にもなって。そのときの４番がこうおっしゃっている。だったらそうなんだろうと。

　今年のタイガースもその辺は心得ているベテランが多かったんだけど、そのなかで俊ちゃんはその怖さを感じたかな？

　ルーキーイヤーに出番を得て、そこからチャンスをモノにしたとはいえない中で他の選手が頭角を現す。１つの出番、１つの打席で感じた怖さや真剣さが今年のプレーで出ていたんじゃないか？なんかそんな気がするんだよね。

　まだまだ楽しむというところには行かないだろうけど、怖さを受け入れることは出来たんじゃないかと思う。

　そういう点では俊ちゃん１歩リード。簡単に出番を奪われちゃうわけには行かないのだ。