タテジマとファイブアローズに魅せられて

　前回登板で結果を出せず・・・というよりは結果を出す以前の内容でファームに戻された二神投手がサイドスローで登場。３回を無失点で切り抜けた。

　もちろん、これだけで１軍戦力として計算するのは早すぎるのだがいずれにしても何らかの違いを出して生き残ってくれるのは嬉しいこと。タイガースでは数年前に筒井投手がサイドスローっぽくして変化を求めていたこともある。結果的に投げ方は戻したのだが今の活躍を見ると何かを感じたのかもしれないねぇ。サイド転向を決めたのならしっかりフォームを固めて投げきってほしい。

　打つほうでは連日コンラッド選手の好調振りが伝えられている。今の時期は対戦する各球団とも、何らかのデータ収集中ということはあると思うので打つほうは参考程度の部分もあるかもしれないけど、四球を選べるというのは大きな武器。出塁率も上がるし相手投手に球数を投げさせることになる。ストライクゾーンや変化球に苦しむ外国人選手が多いなかで選球眼があるというのは出場機会を得ることにもなる。

　マートン選手獲得にいたるスカウティングでシーツ先生の活躍もあったと思うが、これでコンラッド選手まで活躍して、これがまたシーツ先生のスカウティングだとしたら凄いことだし、移動の際の飛行機のシートや宿泊先を思い切りランクアップさせても贅沢とは思わんだろうよ。

　開幕まで１ヶ月を切った今、出番を得るために必死な選手と出番は与えられている中でそれを死守しようとする選手は置かれた立場は好対照でも結果を重ねることは同じなんだって思った。