タテジマとファイブアローズに魅せられて

　国内のバスケには２つのリーグがあるけど、俺が好きなのはプロバスケｂｊリーグのほう。そのオールスターが今年は東京都江東区にある有明コロシアムで行われた。

　早めに着いて列に並ぶと選手が入り口でお出迎えしてくれる。いいなぁ、これ。タイガースもファームの試合ではやっているようだけど、実際に選手が迎えてくれるのはオールスターならでは。ｂｊは比較的選手を触れ合える方だと思っているのだが、選手と挨拶しながら入場できるのは嬉しかったわ。外は寒かったけど。

　今年からルールが変わって、１ＱＴに出場できる外国人選手は奇数ＱＴが２人、偶数ＱＴが３人になった。このためか、昨年までのオールスターとは違う感じの試合だった気がする。要は外国人選手がインサイドで張り合うというよりは、アウトサイドからのシュート力が大きく試合を左右するような感じで。これも面白かったけどね。

　試合前の予想では、今年はイースタンが勝つんじゃないかと思っていた。実際に序盤はイースタンがスニード選手（岩手）のインサイドでの頑張りでウェスタンを突き放す場面もあった。

　でもウェスタンが日本人選手の数字には表れない頑張りで・・・・・特にインサイドで太田選手（浜松・東三河）と波多野選手（島根）の存在がどれほど凄かったかと・・・・・試合の流れを手放さない。ガード陣は両チーム凄い意地を見せてくれたもんなぁ。

　結果は終盤の少しだけの差でウェスタンが勝利。もうね、最後は勝ちに行ってるからメンバー変えなかったもんな。

　２年前の大阪で行われたオールスターも名勝負だったけど、今年も名勝負でした。

　太田選手といえば、入口ハイタッチが終わった後もロビーにいてくれて握手とかサインに応じていたのが印象的でした。

　その他ではスリーポイントコンテストやスラムダンクコンテストもありました。印象に残ったのはスラムダンクコンテスト。んまぁ、凄いのは優勝したカニングハム選手（宮崎）のダンク。予選の１つめのダンクの速くて高いこと！！ワンハンドのウィンドミルだったと思うんだけど、小細工抜きで凄いもん見た気がしました。

　残念だったのは会場運営。通路を走り回って子供連れのお客さんにぶつかっている大人や、席指定とエリア指定（座る区域を指定した自由席）の区別が曖昧だったので、席を間違う人が続出したこと。有明という大きな会場で、オールスターという大きなイベントだったらもうちょっと警備員とか必要だと思うわ。

　来年は秋田で開催。俺はちょっと行けないと思うけど、会場運営を見直して今年以上に素晴らしいオールスターになるといいなって思います。人生初のオールスター観戦、楽しかったです。