タテジマとファイブアローズに魅せられて

　その中でも驚いたのは「スカウト会議に監督が出席すべき・・・」というもの。出てなかったのか？！という驚きがあった。

　金本選手がタイガースに来てからは４人の監督が就任している。星野さん、岡田さん、真弓さん、和田さんなのだが、このなかで誰が出席していなかったのか？ということだ。

　犯人探しではないのだが、監督自身が作りたいチームを理念の掲げ、その実現のために力になれる選手を獲得する。監督が出なくて誰が映像や情報から最終決定してるんだ？！ということだ。

　今年のように成功ドラフトばかりではない。１巡目指名を外した場合、外れ１位や下位指名に行くにしたがって｢色｣というものを出していかなくては・・・・・監督が飾り物のようでは情けない。会議出席１つで判断するものではないと思うが、新人選手獲得は大事な土台部分。しっかりとした意思を現場のトップが出すべき場には出席すべきだ。

　他にも選手の勘違いとかも色々と・・・・・「オマエは何様だと思える選手がカープよりたくさんいる。」というのは、俺も仕事場で「お前、何様だ？」と思うことは多々あるので、職場風土というものも俺自身も考え直す良いきっかけとなった。

　やはり超一流のアスリートだった人は言葉１つとっても影響を与えるものなんだなぁと思った。