タテジマとファイブアローズに魅せられて

　平田さんも水谷さんもスロー調整と休みに危機感を持っている。

　有名なのは落合さんが監督をやっていたときのドラゴンズ。６連戦なんだから４勤１休じゃなくて６勤１休にしたという話。平田さんが提唱している方針がファームでどこまで出来るか分からないけど面白いと思う。

　もう１つ落合さんで印象的なのはキャンプイン初日で紅白戦を始めたこと。万全な状態で来なさいよというメッセージは強烈だった。

　結果的にその落合さんの野球はドラゴンズを本当に強くした。だったらそれに学ぶことは恥ずかしいことでもなんでもない。やってみる価値がある成功例なんだからやってみれば良いのだ。

　ただ１つだけ懸念するとすれば、選手の体力がそれに付いていけるのか？ということ。もちろん付いていってもらわないと困る。それだけの体力づくりを日頃からしておかないと付いていけないなんてことにもなりかねない。だから普段の準備が今まで以上に大事なものとなる。

　反面、若い選手にとってはアピールする絶好のチャンス。ＧＭが育成枠で獲得せず、強化選手を指定して集中的に育成することを目指すのなら、確かに集中的に出番を与えることは正解かもしれない。今までのやり方で結果が出なけりゃ変えるのは当然。それをやろうとするだけでも今までと違う・・・・・のかぃ？？

　ま、選手にとってはしんどいんだろうけど見ているこっちは面白い。とにかく先ずは・・・・・打って投手を援護してやってくれ！