タテジマとファイブアローズに魅せられて

　浅井選手が２回の送りバントを失敗した。そのせいだろうが、他の選手のバントの場面でも何度も何度も浅井選手がテレビに映る。これがまた他の選手は成功するんだわ。気の毒な対比になってしまったが、そう何度も映してやるな。そう思ったわ。

　安藤投手が先発。やっぱり怖いホークス打線に対し、ランナー出しても粘って粘って頑張って投げた。勝たせてあげたかったというんはきっとみんなが持つんじゃないか？と思えるくらいの好投だった。

　１失点したけど、あの場面は名手平野選手に何とか・・・・・という場面でもあった。当然、センター前に抜けても仕方ない打球なのだが、あそこまで追いつけたなら捕れるはず。そう思えるくらいの打球でもあり、平野選手の守備の上手さでもある。

　昨日の試合で打っている柴田選手を２番に据えるのは別に変なことでもなんでもない。ただ勝った試合の次の試合でも左右でオーダーを変える是非は問われるんだろうけど、それだけチーム内で競争させているという見方もできる。今は固定化よりも競争ってことなんだね。色々な意味でシーズン開幕して２ヶ月という時期だ。

　中継ぎに目を移せば筒井投手が危なかった。球が高めに浮いてしまっていて、結果的にゼロに抑えられたのは幸運だった。良いときとそうでないときを繰り返しながら、良くないときでも抑えていく術ってやつを身につけていくんだと思う。

　９回表は遅延ではないと思う。そりゃあの場面はもう１点獲られたらサヨナラ負けなんだからマウンドにも来るし、ベンチも交替させるってもんだ。９回だけが野球じゃなくて、それまでの試合展開の積み重ねであの時間なんだから。

　最後に好調な人に触れておくとマートン選手。３試合連続の猛打賞ということで、今までは何だったんだ？と思えるくらい。５番の新井さんがお役に立てていない状況なので入れ替えも策かもしれないけど、６番だからというのもあるかもしれないね。ここで１番に復帰させても面白いんだけど。

　とりあえずビジターのホークス戦を１勝１分というのは好成績。今度は甲子園でまた勝てるように準備してお迎えしよう。