タテジマとファイブアローズに魅せられて

　投手が頑張ってロースコアに持ち込む。打線が活発でない今はそうでもしなけりゃ正気を見出せないのかもしれない。そこで久保投手ががんばった。

　初回に先制されて嫌な流れとなってしまう。イーグルスの川井にそらぁ見事に抑えられ続ける。試合は雨が降っているので早いほうが助かるだろうがあまりにもスカスカ打ち取られるのでどうなるかと思った。特に３回の俊介選手から４回の新井さんまで５人連続ショートへの当たりで全員アウト。解説の駒田に「ノック」とか言われる始末だった。

　７回、新井さんがヒットで出塁。久しぶりのセットポジションで少し勝手が違ったか、低めの打球を金本選手がスタンドへ。打った瞬間という感じで見ていて気持ちよかった。

　で、最終回の球児投手につながるのだが、抑えの切り札という存在なので登板間隔が空いている。こういう時ってコントロールが難しいんだろうな。正直、最後の草野の当たりは「やられた・・・」と思ったもんだ。ただ球場の広さもあって外野フライ。これも勝負のうちよ。

　とにかく勝って何よりという試合だと思う。内容どうこうよりも連敗中のチームに勝利は何よりの結果。先制されたらいきなり重苦しくなったように見えるのがかなりキツいところだが、何でもかんでも勝ちゃあいいってもんだと思っておくしかない。その繰り返しでいくしかない。