タテジマとファイブアローズに魅せられて

　「僕は米国で生まれて米国で育った。でもその外にはもっと大きな世界がある。日本に来たことで世界的な視野で物事が見られるようになり、素晴らしい経験ができました」（デイリー）

　こんなこと、プロ野球選手じゃなくても誰でも言えることじゃないわな。その“その外のもっと大きな世界”を経験しようと思える人がどれだけいるんだろう？そしてそれを実行に移せる人がどれだけいるんだろう？

　職業によってできない人も大勢いる。でもその大勢いる人の中において“自分は出来ない。でもその出来ないことを自覚している”人は結構少ないし、そして出来てもいないのに他人には要求する人（うちの部長くらいかｗ）。自分が出来てもいないのにいかにもやったようなことを言う人（うちの課長くらいかｗｗ）は結構多い。

　だから俺はここではっきり書いてしまうのだが、「俺には出来ない。だから行動に移せただけでも凄いのに結果まで伴わせたマートン選手は凄い。尊敬する」ということだ。

　でもこれはマートン選手だけじゃなくて、今年はいなくなっちゃったけどジェフ・ウィリアムス投手だってそうだったんだと思う。こういう選手がタイガースにも来るようになったというと変な書き方だがそういう事実があるというのは嬉しいことだ。

　しっかし今日は飛ばしが無ぇなぁ。早稲田に企業説明に行って、斎藤選手（ハンカチ）の両親が同席されていて、その前で「今回はご縁が無かった。」と言わざるを得ない企業説明ってどうよ？いや、それを悪いというつもりは全然無くて、言わざるを得ないシチュエーションって奇妙なもんだろうなぁ・・・・・って思った。これも長年に渡り、毎年のようにプロに人材を輩出している早稲田だからできることなんだろうけど。