タテジマとファイブアローズに魅せられて

　これだけ打たれて福原投手が勝ち投手になったら腹抱えて笑い転げるところだったが、さすがにそれは無理だった。

　１回から４回まで、ぱーへくとに抑えられ、５回に迫って６回にチャンスで無得点。ぶっちゃけ６回以降は１安打１四球。７回以降は再びぱーへくとに抑えられるという、球場で見ていたらタマラン試合を週末の金曜日にやってのけた。

　意外なことなのだが、フォッサム投手はこれが来日初敗戦投手。１回３分の２で５四死球という荒れっぷりで、ゲームソフトの自身の評価を上げることに失敗した。上げるどころかこれじゃ来年度版には（略）。

　続いて出てきた福原投手もなんとまぁ・・・・・４回終わった時点で２人の投手が投げた球数は１０８球。除夜の鐘が鳴る数を投げているのである。どうりで試合展開が遅いはずだ。

　しかし６回以降、長いのはオリックスの攻撃、短いのはタイガースの攻撃という、観ている人にとってはトイレに行くにはちょうどいい展開。まぁ、なんていうか、ヨーイドンで８点獲られてりゃそりゃキツいわな。

　それでもって谷間の先発か？！と期待していた直久投手が８回裏に登板！！無難に三者凡退に・・・・・２人はフルカウントまで行っちゃいましたがね。

　久保田投手と石川投手と入れ替えで上がってきたので中継ぎ起用ってことなんだろうけど、今のタイガースは中継ぎが何人いても足りないわなぁ。先発投手に「せめて６回まで・・・」なんて言うのは本来は失礼な話で、６回じゃ短い！位に思って欲しいもの。その点では鶴投手に期待したい気持ちで一杯である。あれ？今日の試合のことよりも明日投げるかどうかわからない投手を楽しみにしている・・・・・あ、なんかあの頃の懐かしさが・・・・・中継ぎで好投しているので先発させたらフルボッコにされた御子柴さんの起用を思い出すなんて・・・・・泣けて来らぁ。。。。。

　点数だけを見れば一旦は２点差に追いついたのだが、そのイニングの前後の抑えられっぷりを見ると結構な完敗って印象なのだが。ま、せめてものやつで相手先発を引きずり降ろしているんだから意地は見せ・・・・・仕方無ぇな。

　どうですか？ここまで来たら直久投手に１回だけ先発させてみませんか？時々好投するんですよ。その“時々”が次回かもしれません。えぇ、もちろん根拠はありませんが。