タテジマとファイブアローズに魅せられて

　木村さんといえば、俺にとってはカープ時代の印象が強い。東出選手たちと内野に立っていた姿などが印象として残る。

　なんといっていいか、あまりにも急な出来事が連続しているので頭がゴチャゴチャなのだが、本当に謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

　なにかの報道で、読売の選手たちも木村コーチの残されたご家族に何らかの支援をするようなことが書かれていた。こういうことは是非とも実行してほしいと思う。

　試合前にこういうことがあって、読売の選手も、そしてカープ時代に一緒に戦った金本選手や新井選手も、心を落ち着けて野球が出来る心境かといえば決してそうではなかったと思う。

　チャンスらしいチャンスが無かったわけでも無いのだが、今日の試合では読売側に負けられない理由があった。

　負けることを受け入れることは滅多に無い。でもさすがに今夜だけは・・・・・木村さんに捧げるものが勝利しかないのだったら、読売の勝利を受け入れる気持ちにもなれるというものだ。

　ただし！タイガースとしては木村さんに哀悼の意を捧げながらもここは負け越すわけにはいかない。今日は読売が勝った。だったら明日は木村さんと一緒にプレーしたことがあるタイガースの選手の活躍で勝たなければいけない。

　天国の木村さんが喜んでくださるような試合を。そして明日はタイガースに勝利を！！なのだ。