タテジマとファイブアローズに魅せられて

　東京ヤクルトにはタイガースからＦＡ移籍した藤本がいます。背番号１０。ショートで出場。岩隈からタイムリー２ベースを打つなど活躍してました。打席でもかなり粘ることが出来ているので順調に調整できているようです。ま、元気そうで何よりでした。

　この試合は東京ヤクルトが立ち上がり不安定な岩隈を攻め立てて４点先攻。東北楽天も２回裏に２点を返しますが両チームともに得点はこれだけ。見ているほうとしては淡白にただ打って投げてという試合を見せられただけのような気がしますが、やっぱり野球を生で見るのはいいもんだと思いました。

　そんなわけでタイガースの試合は帰宅後に録画で。能見投手の貫禄たっぷりの内容に満足し、広大選手の好アピールにも楽しみ、筒井投手の安定感と自信に満ちた投球に安心し、田上選手の守備にも期待できるものだと思いました。

　で、他はどうなのかっていうと非常に困る気が。ブラゼル選手は引っ張りが強すぎて昨年見せたレフト方向に打ち、ブラゼルシフトの逆を行く打撃を今のところ見せていません。今年は７番を打つ構想らしいですが、これじゃつながらない。今まで以上に研究してくる相手にどこまで対抗できるか？現時点では不透明だと思います。

　相手の横浜も打撃が深刻そうですが、４番の村田が出場している時期に、こちらの金本選手も出場しなくていいのかな？なんて思いますし、新井選手の腰が心配でありながらもこれでいいのか？この時期に出場できないのに・・・・・と思わないでもない。そしてやはり機動力不足。オープン戦で走れないランナーがシーズンに入って走れるのか？そういうことを平野選手にも思ったり。

　現時点でどうこう言えるものは少ないんでしょうけど、チャンスを作っても得点につながらない。やはりチャンスを全てモノにするのは難しいのですが、チャンスを高い確率で得点に結び付けないことには勝利も無い。忘れちゃいけないのは２００９年はＢクラスだったんですわ。負け越してるんです。得点力不足を早急に解消する術を考えにゃいかんでしょう。１アウト２，３塁だったら犠牲フライでも１点入るわけですね。

　満足と不満・不安の差が大きい試合でした。明日は前年のチャンピオンチームに勝つことだけを、オープン戦であっても勝つことに執着して戦ってほしいです。

　え〜・・・・・「チャンス襲来」、苦手です。私には無理だと思いました。