タテジマとファイブアローズに魅せられて

　グラブを変えるという話題と、バットを変えるというものだ。

　グラブは守備の名手として名高い東京ヤクルトの宮本選手を倣って作るもの。バットはホームラン王のタイトルも獲得している横浜の村田選手のモデルにヒントを得たものだという。

　まぁなんつぅか、３塁に移されたこと自体が新井選手にとっては辛い結果になった一因と思っている俺であるが、それでもなんとかそこに適応しようとしている姿勢に本当に頭が下がる思いだ。

　グラブを変えりゃ上手くなるの？といえば、それは違うと思う。新井選手はサードゴロ捕ってから、一体何歩歩くんだ？というくらい助走？じゃねぇけどそういう後に投げるのでスローイングのほうも鍛えなきゃならん。それでもグラブを変えて捕球がよくなるならそれだけでも不安が減り、スローイングも少しは良くなるかも知れん。そう思えばきっとプラスになるんだろう。

　バッティングも新井選手に期待されているものを考えれば、より遠くに飛ばすことが出来るようになるのは周囲も要求しているものだ。

　城島選手の加入で、打順は６番になることも囁かれているが、カープで４番、○○ＪＡＰＡＮでも４番を打ったことを考えれば６番という打順が新井選手本来の打順でないことは明白だ。できればアニキの代わりに４番打たせようぜ！！の声が出るくらい打ちまくって欲しいくらいである。（ま、アニキの代わりほど難しいのは無いんだが）

　どうにも新井選手のチームバッティングっていうか、ライト方向を狙い打ってコンパクトになる過ぎているバッティングを見てしまうと（試合展開にもよるが）、アウトでもいいから思い切り引っ張ってくれ！と思った。それも出来ないくらい体の故障の後遺症などもあったと思うが、やはり魅力は遠くに飛ばすバッティング。

　アニキの弾丸ライナーホームランも凄い。でも新井さんの高く舞い上がるバッティングも凄い。そんな競演が見てみたいものである。