タテジマとファイブアローズに魅せられて

　試合が決まったのはやっぱり７回。実際には６回のアニキの打席を見て、「今日のアニキにチャンスで回すのはヤバいな。」と思った。あれだけボールに翻弄されているのを見ると打ってくれる気がしない。

　その中で回すとすれば鳥谷選手だったと俺は思う。最後の打者は鳥谷選手だったのだが、これもまた来年への何かのメッセージのような気がしている。

　７回、やはりバントは下心など出さずにしっかり決めるべきものだと思った。“犠牲”バントとはよく言ったもので、本当に自己犠牲の気持ちでそれをプレーに乗せて行うものだと改めて思った。塁上の走者を見れば、慌てる必要なんて何も無く、少々正面であっても打球を殺して転がせばセーフになったものを。

　最終回には平野選手のファインプレーもあったが、見せる機会が少ないファインプレーよりも、何度も訪れる基本に忠実なプレーを見せて欲しいと願う。

　岩田投手は責められない。今日も実に良い表情で投げ続けてくれた。打たれたのはあくまでも結果である。結果が全ての世界で結果的に負けたことを擁護するつもりは無いが、昨日に引き続き打線の援護が無い試合では勝ちようが無いのだ。

　今年はここ数年で一番長かったシーズンという感覚だ。選手もコーチも大変だっただろう。Ｂクラスに終わったって事はチームを変える大きなチャンス。何でも大型補強するとかしないとか、去年の今頃も散々言っていたことを言っているようだが、こっちが欲しい選手を取るには、こっちが取っておきたい選手を差し出すことでもある。そうそう毎年久保投手獲得のような上手いことが出来るわけないやんけ！！

　ってことで、今年は４位！！２００３年優勝した前の年も、２００５年に優勝した前の年も４位！！だから来年は優勝！！かどうかは知らんわ！！


　おやすみ！！