タテジマとファイブアローズに魅せられて

　能見投手って右打者のほうが抑えてるイメージがあるので、あそこで左打者の森野を迎えたときには嫌な予感がしたんです。でもね、今年から実践披露したスリークウォーターっぽい投げ方、実際にはサイドスローに近い感じもするんですけど、あの投げ方で高めに行くと、おそらく打者にとっては浮き上がってくるかのような感じを受けるんじゃないでしょうか？

　とにかくあそこでショートフライに打ち取ったのが大きかったですね。そしてブランコは狙い通りの併殺。ブランコで１アウトしか取れなくて和田を迎えるのも嫌なものだったので、あの４回の投球は本当に大きかったのではないでしょうか？

　その後も併殺で打ち取る場面もあり、大事な初戦というプレッシャーもある中で好投なんてもんじゃない好投を見せてくれました。

　打つほうもね、最初のタイムリーはストレート、次のタイムリーは変化球ってことで、上手く打ってましたね。

　浅井選手が好調を維持してるんですけど、最後のヒットのときに脚をひねったか、それともベースランニングで空足踏んだかのような太ももの痛め方をしていたのが気になります。故障すると長引きそうな箇所なんで。軽症だといいんですけどねぇ。でももしもの場合はどうするんだろ？内野手でバルディ上げて平野選手はセンターに持っていって・・・・・なんてことするかもしれませんね。とにかく浅井選手が軽症であることを祈るばかりです。

　今年は狩野選手がマスクを被る試合が多くて、狩野選手自身も大変だったでしょうし、不安だったと思います。

　でもね、能見投手のように２ケタ勝った投手をバッテリーを１年間継続できたことって凄く大きいと思うんですよ。それは確実に自信にして良いと思いますよ。トレードで来た久保投手を引っ張る姿も板についてきたし、個人的には安藤投手は狩野選手と組んだほうが投げやすそうに見えますもん。

　今のチーム状態のように、負けられない試合を重ねるのって凄い財産になると思うんですよ。このチャンスを活かして頑張って欲しいです。できれば能見投手には奪三振のタイトルを獲って欲しいのですが。。。。。１７個差は厳しいかな？