タテジマとファイブアローズに魅せられて

　それにしても打線は東京ドームで好調である。　

　赤星選手と広大選手不在中に外野のポジションに納まったのは林選手と浅井選手であるが、これは現時点で明暗がハッキリ出た。とにかく浅井選手が好調なのだ。

　現役時代の真弓さんが、この浅井選手をグレードアップさせたタイプだった。脚も速く長打力もある。そんな感じである。

　もちろん現時点で比べる対象ではないが、この調子で伸びて行くことを考えればタイガースを救える存在になりうる。

　懸案事項は初球打ちが好きなこと。好きっていうか好き過ぎるだろ！！キミの場合は！！でも好球必打は相手にとっては嫌なもんだわな。

　この浅井選手の先頭打者ホームランから打線は今日も活発であった。追いつかれて追い越されても浅井選手が打って粘る。あの３塁打はセンター松本が逆シングルで伸ばした分届かなかったグラブの先を抜けていった。

　鳥谷選手も吹っ切れたような打撃で数字を上げている。現在のチームの主砲は鳥谷選手なのだ。

　谷がドームランならこっちだって！！というわけで鳥谷選手が決勝のドー（略）をまたこれがオモロイくらい静まり返っていたライトスタンド最前列に放り込んで差し上げた。いよっ！！オトコマエ！！

　ってことで、打線も凄かったのだが圧巻なのは中継ぎ陣でしょ！！数字を見て御覧なさいまし！！

　筒井投手１イニング２奪三振。江草投手１イニング２奪三振、アッチソン投手１イニング２奪三振、球児投手１イニング３奪三振。

　もうね、４イニングってことはアウトは１２個でしょ？そのうち９個を三振なんですわ。パーフェクトに抑えただけじゃなく、この奪三振なんですわ。これじゃ読売だって何も出来ないでしょ？この中継ぎ陣の凄さは今季の中では１番じゃないかな？そしてこの大事な場面に筒井投手が名前を並べ、江草投手もここに加わっていることが更に凄くなっていると思う。

　現在のチームは好調で、俺自身は嫌いなＣＳに向けて実に好調を維持しながら戦えている。点も獲っているのだが、接戦続きであることがチームのモチベーションに好影響を与えていることは否定できない事実であろう。

　ってことで、明日も接戦で勝って欲しい。もちろん、中継ぎを休ませるのは必要なので完投勝ちなんぞしてもらえれば実に嬉しい。

　明日も○って読売戦のシーズン勝ち越しを狙おう！！（○は言葉にすると縁起が悪くなって負け始める漢字なので書きませんでした。）