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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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負け試合を取り返す
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 3位に浮上したとはいえそれは脆いもので、残り試合数を考えればゲーム差は2くらいは必要である。そして3位に浮上して直ぐに負けてしまうようでは今後の雲行きについても両手を挙げて喜べない事実もある。

 安藤投手は6回3失点で降板。数字的には良くもないが試合を作れていないわけでもない。
 でも取られかたが悪かった。先制されて味方が獲り返したら直ぐにとられて。この繰り返しでは獲るほうにも厭戦気分も出るだろうし、こういう試合は得てして負け試合であることが多い。勝ちきれないチームの典型的な試合である。

 9回表終わって同点。こうなるとあとは読売のサヨナラ勝ちとなる試合になる可能性が一気に高まった。

 しかし、タイガースが負けて終わることになってしまったらせっかくの3位がかすんでしまう。仮に4位のスワローズが負けて、タイガースが負けてもゲーム差が変わらない状況であったとしても、ここはゲーム差を維持するのではなく広げる試合をしなけりゃいけない場面。それを観る側である私たちも忘れてはいけないのだ。

 同点であっても徳俵に脚がかかっている試合。そんな感じだった。打ち取ったはずの打球がスタンドに入る。そんな球場であるが故に、抑えるはずの投手が打たれる。抑えたはずの打球が入る。そんな場面は飽きるほど見てきたこの球場である。

 しかしそれは違った。

 矢野さんがコンパクトに振り切った打球は思いのほか伸びた。

 打った瞬間は入ると思わなかった。フライアウトか?いやいや、抜けてくれるか?それくらいの期待であった打球がグランドに落ちることなくスタンドインした。

 面白いものだと思う。読売にしてみればマジックがハッキリと出ている試合で、この試合の意味合いは比較的薄いものかもしれない。ただ、タイガースにとっては大きな試合。3位になったばかりで負けることは許されない試合。その試合がこの結末である。そして僅差の3位争いを繰り広げる他チームは破れ、結果的に大きな試合になった。

 3位を争う他球団云々ではない。あくまでも結果的に差が広がった。でもやはり大事なのはタイガースがどうするかである。苦しむチームの中にあって選手の意思が垣間見えた。そんな試合であった。



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| タテジマに想いを | 23:28 | comments(0) | - |