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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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先発能見で成功しよう
 昨日も書いたが、友達と飲んでいて先発6番目を誰にしよう?という話になった時に俺は「能見!」と答えたのだが、友達とうちの嫁さんは半信半疑の顔をしていた。

 でもそんな半信半疑で酒を飲んでいる時間に能見投手は好投していたのだ。

 上からサイドに近い位置から、とにかく今年の能見投手は球がキレている。もともと腕の振りはいいもん持ってるけど、それが打たれちゃって、そのうちにカウント悪くして苦しんでいたのだが、今年はその辺の制御がきいてるっつうか、とにかく結果として抑えることができているのだ。

 そういやぁ、ヤクルトには癖を盗まれているとか言われた時期もあって、実際にどうか知らんがそんなの気にしていても始まらん。少なくとも先発としてマウンドに立つんだったら癖だろうがなんだろうがとにかく投げ込んで抑えつけるしかないのだ。

 ファームでは抑えとして投げたり、首脳陣も実際に中継ぎ起用をしたりして、それも一時期は良かったのだが長続きしなかった。どうもタイガースに多いタイプに感じるのだが、別にそれはタイガースに限ったことではないんだと思っている。

 ここまで能見投手はプロ入り10勝しただけ。しかも昨年は未勝利だ。入団時の期待の高さから言えば少ないと言われて当たり前。でもこの10勝は1年間で稼ぐことは決して不可能な数字ではない。その可能性を開くのは自分自身の投球であり、度胸である。

 俺が目の前で能見投手が先発の投球を見た試合で印象に残っているのは2007年の交流戦のVSソフトバンクとの試合。あの試合で能見投手は立ち上がりから制球に苦しみ、そしてつかまり2回あたりで降板してしまった。試合は追いついて追い越して勝ったのだが、それだけに能見投手の印象が薄くなってしまった。

 そしてもう1試合は横浜スタジアムで好投して勝った試合。ヒーローインタビューで「もうねぇ、僕のことなんか覚えてないかもしれないですけどね。」と語った表情と、顔に似合わず?なかなか途切れない話しっぷりが印象に残っている。何気に能見投手のインタビューは自虐的なネタも混ぜつつ、さすが関西出身らしく聞いていて面白いんだなって思ったものだ。そのインタビューを久しぶりに聞いてみたいもの。

 なんとかやっと先発陣最後のピースが埋まってきた。そこに入るのが左腕であるということは喜ばしいこと。背番号14が変幻自在の活躍を見せるまであと少しである。
| タテジマに想いを | 23:18 | comments(0) | - |