タテジマとファイブアローズに魅せられて

　横浜先発の吉原も、こっちの先発の福原投手も出来は今１つ。いや、福原投手は相当苦しい投球だったが、横浜打線が連勝の勢いで思い切り振ってきた事実も見逃してはいけない。

　良かった探しをすれば、中継ぎを休めることが出来たこと。これが大きいのではないか。

　明日からは広島３連戦。読売相手に好ゲームを連発し、３位を伺う位置にいるカープは間違いなく強敵。日曜日にはルイスが出てくるかもしれない。ただこっちも表ローテの下さん、安藤投手で勝負をかける。

　ゲーム差が縮まってきた。ただ、優勝がそんなに楽に出来るなら苦労はしない。

　思い出して欲しい。２００６年はタイガースが猛烈な追い上げでドラゴンズを追い詰めた。２００７年、タイガースはシーズン中に最下位になりながら一時は首位を奪取し、マジック点灯寸前まで行った。だから今年だって苦戦は必死なのである。今までタイガースが追い詰めた相手の位置に、今年はタイガースがいるのだ。

　なんだかんだ言ってもトップにいるほうが優位であるというのが俺の持論。

　今日の雨はお客さんにとってはツキがなかった。しかしタイガースにとっては少しながら運が向いてきた。なんかそんな気がする。