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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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苦しみを糧にしてくれ
 鶴投手が先発で初登板。これだけで俺はワクワクしていた。登板前にこれほど心配と楽しみをくれる選手は少なかった。

 結果的には1アウトも取れずに降板。これほど極端なデビューも珍しい気がするが、返って逆に次が楽しみになった。

 1アウトも取れなかったんだから次は1アウト取ることを目標にしたら良い。そして次へ次へと駆け上がって行けば良いのだ。

 このところ2年連続で他球団の高卒ルーキーが活躍している。楽天の田中投手や千葉ロッテの唐川投手などもそうだし、東京ヤクルトの村中投手も若くして1軍で活躍している。

 でもそう毎年毎年マーくんが見つかるわけでもない。むしろこういうケースは稀である。多くの投手が初登板で苦渋を舐めて成長して行った。

 中3日だったとか色々と理由はあると思うがベンチだって完投を期待していたわけでもないだろう。5回まで持たなくたっていいから最初から飛ばして投げて来い!というのが本音だっただろう。

 初めて受けてもらう矢野さんのリードに応えられない辛さもあったと思う。矢野さんのリードは実に大人の投手向けに出来ているので面喰った部分もあったと思う。「これが1軍のリードか!」と思っただろう。とにかく何もかもが新鮮という言葉を越えた衝撃だっただろう。

 しかし鶴くんに知ってほしいのはそんなことではない。そうじゃなくてタイガースの凄さを知ってほしいのだ。

 今日だって序盤で大量点を相手に与えてしまった。今までだったら早くも捨てゲームで個人成績にこだわった試合になっていたかもしれない。

 でも鶴くんの眼の前で繰り広げられた光景は想像以上の光景だったと思う。俺が鶴くんだったら悔しさとは違う意味で今夜は眠れない。いや、ファンとしても眠れないのだ。

 あの大量点をいったんは追いついた!鶴くんの負けを消した。鶴くんが敗戦投手になっていた試合をそうしなかったタイガースの凄さに感動して眠れないのだ。

 結果的に渡辺投手が敗戦投手となった。でも本当の敗戦投手が渡辺投手だとは思えない。だってやっぱり先発の鶴くんがもう少し投げれればこうならなかったと誰もが思うからだ。だから渡辺投手は鶴くんの身代わりになったと言い換えることも出来る。これがチームワーク、これがプロの凄さなのだ!そしてこれが阪神タイガースの野球なのだ。それを鶴くんに知ってほしかったのだ。

 彼が今後どれほどの投手になるのか。もしかしたら今日の投球がトラウマになってしまうかもしれない。でも彼と同い年の若竹くんは昨年度胸の良い投球を1軍で披露しているじゃないか。鶴くんだってこれでおめおめと引き下がるためにプロに入ったわけじゃないじゃないか!!だから今日はたくさん反省して明日からは胸を張って首脳陣にアピールしようよ!!それをみんなが望んでいると思う。

 やっと卵から孵ったばかりの雛かもしれない。でも彼が大きな翼で羽ばたく日は近いと、今日は強がりに聞こえるかもしれないけど断言しておく。
| タテジマに想いを | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |









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