オーロラに魅せられて【珍道中】
私は英語が出来ません。でも嫁と海外旅行に行ってきました。行先はカナダ。そう！ヤクルトのガイエルの母国。それはあまり関係ないのですが、どうしても見てみたかったものがあるんです。それは・・・�．�ーロラ、��地平線、��ＮＨＬのメイプルリーフスの試合、の３つです。それは日本にいても見ることが出来ないもの。待っていても見れないんだったらこっちから行ってやらぁ！！という、甲子園に行く気分で海外旅行に行きました。
えぇ、英語？喋れませんよ！！ということで、いちおう英会話の本と、音声出力機能付きの電子辞書、そして地球の歩き方の３点セットで行きました。
えぇ、英語？喋れませんよ！！ということで、いちおう英会話の本と、音声出力機能付きの電子辞書、そして地球の歩き方の３点セットで行きました。
しかしいちおう、飛行機内で喋る英語を１つだけ暗記していきました。それは・・・めい・あい・りくらいん・まい・しぃーと？・・・そう！シートを倒しても良いですか？と聞く英語なんです。後ろに日本人が座ったら？なんて予想もしませんでした。だって俺、海外旅行はおろか、飛行機に乗るのも初めてなんです。そんな金があったら甲子園に行ってたし。
で、静岡からでかいトランクをゴロゴロ転がして新幹線に乗ります。奮発してグリーン車に乗りました。
関空までリムジンバスに乗り換えて行き、嫁と待ち合わせてチェックインして飛行機へ乗ります。エア･カナダです。
さぁ！暗記するほど練習した英語、シートを倒す英語の実戦です！！・・・・・うしろ、誰も座りませんでした。
さらにはシートの周りのボタンを確認しました。照明、イヤホンの音量、チャンネル。そしてもう１つ、なんだこりゃ？！押してみました。そのあとに気がついた！これは客室乗務員を呼ぶボタンだ！！
慌てて「すいません、間違えて押してしまいました。」という英語を調べます。あ！もう来てしまったではないですか！！しかも日本人スタッフではない方ですよ。話しかけてきます。「キャナイ ヘルプ ユ？」、私は答えます。「そーりー あい みすていく ぷっしゅ・・・」と言っただけでクリアしてくれました。
そんなんでエコノミーで８時間以上のフライトです。とりあえず足が痛くなってきたので前の座席の下にいれるように言われたカバンを自分の席の下に置いて足を少々伸ばします。しかしどうも国際線の割りには小さめの飛行機でしかも古い。当然エコノミーですから狭さ倍増。前のシートには画面も無いし、飛行機の中でＤＳやっていいかどうか分からないし（前の席の人はやってたけど）ってことで、本を読んでました・・・・・読み終わっちゃいました。
途中で機内食も出ました。エア･カナダは日本人の口には合わない食事という噂・・・・・行きの飛行機はそんなことなかったです。でも機内が乾燥していて喉は渇きました。
で、バンクーバーに着きました。空港からはロッキーマウンテン（推定）が見えます。
先ずは入国検査です。係員にパスポートと航空券を見せます。すると奴は本気でしゃべりやがる。こっちは、さいとすぃーいんぐ、おーろら、のーざんらいと、いえろーないふ。しか言えません。相手はマウンテン？ホテル？とか言ってますが訳が分からん。おそらく「日本から来たクレ●ジーなやつが山に行って１人でオーロラを見ようとしているぜ！」と隣の係員と話をしているようです。
すると隣で先に検査を済ませた嫁が来て行程表やらなんやらを見せました。そしたら「ＯＫ。」と言って通してくれました。ここで教訓。入国検査では行程表とか航空券の写しとかを全部見せましょう。と思いました。
４時間半の待ち時間を空港内で過ごします。やることが無いので嫁とお茶しながら花札をやっていました。他には「ＴＥＲＩＹＡＫＩ（てりやき）」という日本食のコーナーがあったのでそこでテリヤキ丼を１つ頼みました。だって量が多そうだったから。
予想は的中です。味付けご飯の上にテリヤキを４切れ、それだけで充分なのにさらに上からソースをドボドボ・・・・・とかけます。後で知ったのですが、店員が「ライス＠＊＠＊」とか言っていたので、そこで「すちーむ・らいす」と言えば白米が出てくるそうなんです。とても食べ切れませんでした。
飲み物は全般的に高くて、お茶の３５０ｍｌペットボトルが日本円で５００円くらい。コーラとかも３５０ｍｌ缶で２ドルでした。あ、１ドル（カナダドル）は１１０円で換算してください。
そんなんでバンクーバーからエドモントンを経由してイエローナイフへ向かいます。
ここからイエローナイフ滞在中は写真がありません。４年前に買ったデジカメは、氷点下２０度以下では動かないことが分かりました。
到着した日はイエローナイフの気温、−２０℃。現地係員の方が「いやぁ。久しぶりにこんなに温かくなりましたね！」と笑顔で語っていました。−４０℃も珍しくない場所なんですよ。
ホテルに荷物を置いて、着込んだ上に防寒服を着てオーロラ観賞に出発です。車で走ること４０分、観賞地に付いたとたんに空から降ってくるかのようなオーロラが見れました。その後には空で渦を巻くかのようなオーロラも見れました。
カナダの食べ物は甘ったるいか脂っこいかのどちらかです。量も凄く多いです。トロントで聞いた現地の方の話ではカナダでは糖尿病が急増中とか。そりゃそうでしょうよ。
２日目はＡ＆Ｗでハンバーガーを食べます。イエローナイフはオーロラを見に来る日本人が多いとのことで、現地の方も日本語の挨拶をしてくれます。日本語が通じる方もいらっしゃいました。
色々ほっつき歩いてみたのですが、寒くて顔が痛くなります。昼間でも−２０℃、夜でも−２５度という、一日中寒い土地です。
カナダではルートビアという、ノンアルコールのビール風の飲み物があります。これは昼間に食事をしたＡ＆Ｗというバーガーショップが売り出したのですが、味は一部で評判の味です。
どんな味？それはですね！嫁に言わせると「湿布のような味だ。」・・・・・あんたは湿布を飲んだことがあるのか？！！という話ではなく、俺も少し飲んでみると・・・・・ホントだ。是非皆様、機会があったら飲んでみてください。
２日間で完全に腹を壊した私、先ずは水をミネラルウォーターに切り替え、ベトナム料理などのアジア料理中心にしてみました。すると治りました。
３日目は地元のコーヒーショップでお茶しました。私はチャイ・ティーラテが好きなので注文したのですが、店員のどう見ても高校生が作る途中で火傷しそうになっていました。そして私に渡すときにひと言「ベリー・ホット・・・」・・・・・そりゃ熱いだろうよ！！嫁はコーヒーを頼んだのですが、カップが出されただけ。どうやら日本のファミレスでもある「自分で好きなだけカップに注いでね。」って奴のようです。注文のときのサイズはカップの大きさなんですね。チャイ・ティー・ラテは日本のもの以上に非常に甘かったです。
注文のときなんですけど、聞かれるのは「どこで飲むの？」ってこと。これは日本では「こちらでお召し上がりですか？」ということで、「いーと・いん」か「ていくあうと」と言うんですね。そして注文の時はサイズを先に言って、飲み物を後に言うようです。そういえば日本のスタバでも「トール、チャイラテー」とか言ってますもんね。先にサイズを言わなかっただけで通じなかったことが何回かありました。
オーロラは３日目が凄かったです。とにかく夜空一面のオーロラが見れたり、燃える炎のようなオーロラが見えたりしました。空には雲１つ無くて、月明かりが煌々と照らす夜だったのですが関係なかったです。
湖の上に分厚い氷が張っていてその上が道路になっていたり、イエローナイフの車のナンバープレートは白熊の形をしていたり、州によって地方税が違うので買い物するにはイエローナイフが税金は地方税がかからないのでチャンスだけど、極北にあるので輸送料が乗っかっているのでなんとも言えないという話を聞いたり、そんな３日間を過ごしてイエローナイフを後にしました。次の目的地はナイアガラです。
で、静岡からでかいトランクをゴロゴロ転がして新幹線に乗ります。奮発してグリーン車に乗りました。
関空までリムジンバスに乗り換えて行き、嫁と待ち合わせてチェックインして飛行機へ乗ります。エア･カナダです。
さぁ！暗記するほど練習した英語、シートを倒す英語の実戦です！！・・・・・うしろ、誰も座りませんでした。
さらにはシートの周りのボタンを確認しました。照明、イヤホンの音量、チャンネル。そしてもう１つ、なんだこりゃ？！押してみました。そのあとに気がついた！これは客室乗務員を呼ぶボタンだ！！
慌てて「すいません、間違えて押してしまいました。」という英語を調べます。あ！もう来てしまったではないですか！！しかも日本人スタッフではない方ですよ。話しかけてきます。「キャナイ ヘルプ ユ？」、私は答えます。「そーりー あい みすていく ぷっしゅ・・・」と言っただけでクリアしてくれました。
そんなんでエコノミーで８時間以上のフライトです。とりあえず足が痛くなってきたので前の座席の下にいれるように言われたカバンを自分の席の下に置いて足を少々伸ばします。しかしどうも国際線の割りには小さめの飛行機でしかも古い。当然エコノミーですから狭さ倍増。前のシートには画面も無いし、飛行機の中でＤＳやっていいかどうか分からないし（前の席の人はやってたけど）ってことで、本を読んでました・・・・・読み終わっちゃいました。
途中で機内食も出ました。エア･カナダは日本人の口には合わない食事という噂・・・・・行きの飛行機はそんなことなかったです。でも機内が乾燥していて喉は渇きました。
で、バンクーバーに着きました。空港からはロッキーマウンテン（推定）が見えます。
先ずは入国検査です。係員にパスポートと航空券を見せます。すると奴は本気でしゃべりやがる。こっちは、さいとすぃーいんぐ、おーろら、のーざんらいと、いえろーないふ。しか言えません。相手はマウンテン？ホテル？とか言ってますが訳が分からん。おそらく「日本から来たクレ●ジーなやつが山に行って１人でオーロラを見ようとしているぜ！」と隣の係員と話をしているようです。
すると隣で先に検査を済ませた嫁が来て行程表やらなんやらを見せました。そしたら「ＯＫ。」と言って通してくれました。ここで教訓。入国検査では行程表とか航空券の写しとかを全部見せましょう。と思いました。
４時間半の待ち時間を空港内で過ごします。やることが無いので嫁とお茶しながら花札をやっていました。他には「ＴＥＲＩＹＡＫＩ（てりやき）」という日本食のコーナーがあったのでそこでテリヤキ丼を１つ頼みました。だって量が多そうだったから。
予想は的中です。味付けご飯の上にテリヤキを４切れ、それだけで充分なのにさらに上からソースをドボドボ・・・・・とかけます。後で知ったのですが、店員が「ライス＠＊＠＊」とか言っていたので、そこで「すちーむ・らいす」と言えば白米が出てくるそうなんです。とても食べ切れませんでした。
飲み物は全般的に高くて、お茶の３５０ｍｌペットボトルが日本円で５００円くらい。コーラとかも３５０ｍｌ缶で２ドルでした。あ、１ドル（カナダドル）は１１０円で換算してください。
そんなんでバンクーバーからエドモントンを経由してイエローナイフへ向かいます。
ここからイエローナイフ滞在中は写真がありません。４年前に買ったデジカメは、氷点下２０度以下では動かないことが分かりました。
到着した日はイエローナイフの気温、−２０℃。現地係員の方が「いやぁ。久しぶりにこんなに温かくなりましたね！」と笑顔で語っていました。−４０℃も珍しくない場所なんですよ。
ホテルに荷物を置いて、着込んだ上に防寒服を着てオーロラ観賞に出発です。車で走ること４０分、観賞地に付いたとたんに空から降ってくるかのようなオーロラが見れました。その後には空で渦を巻くかのようなオーロラも見れました。
カナダの食べ物は甘ったるいか脂っこいかのどちらかです。量も凄く多いです。トロントで聞いた現地の方の話ではカナダでは糖尿病が急増中とか。そりゃそうでしょうよ。
２日目はＡ＆Ｗでハンバーガーを食べます。イエローナイフはオーロラを見に来る日本人が多いとのことで、現地の方も日本語の挨拶をしてくれます。日本語が通じる方もいらっしゃいました。
色々ほっつき歩いてみたのですが、寒くて顔が痛くなります。昼間でも−２０℃、夜でも−２５度という、一日中寒い土地です。
カナダではルートビアという、ノンアルコールのビール風の飲み物があります。これは昼間に食事をしたＡ＆Ｗというバーガーショップが売り出したのですが、味は一部で評判の味です。
どんな味？それはですね！嫁に言わせると「湿布のような味だ。」・・・・・あんたは湿布を飲んだことがあるのか？！！という話ではなく、俺も少し飲んでみると・・・・・ホントだ。是非皆様、機会があったら飲んでみてください。
２日間で完全に腹を壊した私、先ずは水をミネラルウォーターに切り替え、ベトナム料理などのアジア料理中心にしてみました。すると治りました。
３日目は地元のコーヒーショップでお茶しました。私はチャイ・ティーラテが好きなので注文したのですが、店員のどう見ても高校生が作る途中で火傷しそうになっていました。そして私に渡すときにひと言「ベリー・ホット・・・」・・・・・そりゃ熱いだろうよ！！嫁はコーヒーを頼んだのですが、カップが出されただけ。どうやら日本のファミレスでもある「自分で好きなだけカップに注いでね。」って奴のようです。注文のときのサイズはカップの大きさなんですね。チャイ・ティー・ラテは日本のもの以上に非常に甘かったです。
注文のときなんですけど、聞かれるのは「どこで飲むの？」ってこと。これは日本では「こちらでお召し上がりですか？」ということで、「いーと・いん」か「ていくあうと」と言うんですね。そして注文の時はサイズを先に言って、飲み物を後に言うようです。そういえば日本のスタバでも「トール、チャイラテー」とか言ってますもんね。先にサイズを言わなかっただけで通じなかったことが何回かありました。
オーロラは３日目が凄かったです。とにかく夜空一面のオーロラが見れたり、燃える炎のようなオーロラが見えたりしました。空には雲１つ無くて、月明かりが煌々と照らす夜だったのですが関係なかったです。
湖の上に分厚い氷が張っていてその上が道路になっていたり、イエローナイフの車のナンバープレートは白熊の形をしていたり、州によって地方税が違うので買い物するにはイエローナイフが税金は地方税がかからないのでチャンスだけど、極北にあるので輸送料が乗っかっているのでなんとも言えないという話を聞いたり、そんな３日間を過ごしてイエローナイフを後にしました。次の目的地はナイアガラです。
