タテジマとファイブアローズに魅せられて

　「まったく阪神様々やで。」とおっしゃった方がいた。実際に俺もそう思う。大きな意味では阪神が縁だと思う。実際には知り合った後には色々な方に支えていただいて、特に力を貸してくれてバックアップしてくれた観戦友達がいてこうやって１つの岐路に立つことが出来た。

　節目の日はいつにしようか考えた。相手は覚えやすい日ということだけリクエストがあった。ま、世間的に日が悪い日は避けたいもの。その辺は少し考慮して２つの数字を並べると今と昔のタイガースの名選手をつないでくれる背番号になる日にした。

　これで安心するのは早いのだが今は少しだけ。きっとこれからは実際に２人で動きだすための慌ただしい日々が待っている。１つ違うのはこれからは家を出る時から一緒に観戦になるということ。なんせ今まではよくわからないけど４００ｋｍくらい離れていたからねぇ。

　そしてこれからも堂々と阪神タイガースを応援で来て、それがしかも自分だけではないということが嬉しいじゃないか。１人でも観戦に行く俺だが、家族に遠慮しないで行ける生活がこれから「も」待っているのはありがたい話だ。

　色々あって様々な行事は全て関西で行うことにした。そりゃあ静岡で生活するのだが、少しでも阪神タイガースに近い場所で色々やりたかった。阪神ファン同士なんだからできるだけ阪神の色が強い場所でね。

　さすがにこれは厳かにやる。厳かにやるべきなんだろうなぁ・・・・・と思っていたし、実際に相手にも「こういうときくらいは真面目にやれ。」と言われていた。

　しかし！やはりここでも阪神タイガース的な何かが動いたのかもしれない。

　色々な御縁やご紹介も頂き、何と俺の手元にタイガースのある方が書いて下さった、お祝いメッセージ入りの色紙が届けられたのだ。これが決め手となって、厳かなはずの会場で勝利の六甲颪が流れることになった。

　流す六甲颪は色々候補があったのだが、少しでも甲子園の音を入れたくて、２００３年オフのファンクラブ入会記念のＣＤに収録されている六甲颪にした。これは２００３年１０月１０日、２００３シーズンの最終戦の音だ。実はこの試合は知り合う前だったけど全く違う席でお互いに観戦していた試合。球場内のファン全員で歌っている勝利の六甲颪の声の中に聞き取れないけど２人の声は入っているんじゃないかと思う。

　球場に行ってもそうだが、始まりは六甲颪。点が入るなど良いことがあったら六甲颪。歌いすぎでも六甲颪。嬉しい時も大変な時も、いつも心にタイガースを！唇に六甲颪を！！そんな家庭を目指します。

　支えてくれた観戦友達や知り合った皆さん、ありがとう。では、一生モンの場所へ行ってきます。


Ｐ．Ｓ．なお、新婚旅行中は２００８年版勝手に選手名鑑を掲載します。２００５年にやってみたら優勝したので今年もね。