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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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解放しなきゃ
 勝つ!とか負けられない!とか色々な言葉や気持ちを前向きに出して実際に実行しようとすることが出来ればいいのだが、今のタイガースには少し重いかな?という感じである。

 得点よりも失点が多い中でこの成績。最大12ゲーム差をひっくり返しての首位。色々な珍しい出来事があった今シーズンだが、裏を返せばそういうことになった時期があったということは事実でもある。決して楽に戦ってきたわけでもないし、突出したものがあるわけでもなかった。
 それは怪我人が多くてベストの状態で戦えた時期のほうが短かったというか無かったと言っても過言ではないくらいに苦しい状態で戦ってきているのである。

 そのなかでここに来て冒頭の言葉である。やはりそれはチームを縛ってしまっているのかな?という気がしてならない。

 金本選手がずっと「1位しか考えていない。」とおっしゃってきて、実際にそうなったら「1位を守る。」なんてことになっていないだろうか?今のタイガースは「守る」意識を持つべきではない。

 先手必勝の試合運びで勝つしかないのだが、それにとらわれて別の勝ち方を探すことを怠ってはいないだろうか。少しずつであってもこういった積み重ねでチームの幅を広げなくてはいけない。

 残り試合が少ないなかで、1つの敗戦の重みは大きい。だがこれで終わったわけでもない。甲子園胴上げにこだわるなら実に大きい。だが1位ということを考えたらそれが不可能になるわけでもない。

 開き直ったかに見えるスワローズに予想どおりの苦戦であった。敗戦を少しは覚悟はしていたが勝利を信じていた。

 今まで散々苦労をしてシーズンを戦ってきて、これ以上無いくらいに不調や故障を繰り返してきた。あと少し、あと少しと言いながらもやはりシーズンは長い。その長いシーズンを最高の成績で終えようとするタイガースが最後の呪縛に苦しんでいる。そしてそれは自縛とでも言うべき自分自身の中の苦しみである。目標を立てた自分に自分で苦しみを与えているとでも言うか。

 こうなったらどうするもこうするも無く、とにかく最高の結末にしようと思う心が強すぎたなら少し待ってみて、最高の結末になることを想像する。このくらいの転換でちょうどいい。

 「思い」は「重い」ではない。思うことを推進力に変えて、明日からまた戦えばいいじゃないか。少し笑顔を見せてみて、少し気持ちを軽くして、泣いても笑っても明日が来るなら笑って迎えよう。そのなかにチームとファンの笑顔は同居するはずだ。
| タテジマに想いを | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |









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