04
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
<< 【3−2】 有難かった話 | main | 頂は近くに見えているか? >>
ARCHIVES

PROFILE

LINKS

現在の閲覧者数:

ジオターゲティング
OTHERS

【3−3】 天の時、地の利、人の和
 相手が違うとここまで試合が早く終わるものなのか!というのが正直なところだが、それほど締まった好ゲームだった。

 その好ゲームを作り出したのはお立ち台には上がらなかったが間違いなくボーグルソン投手だった。

 タイガースの1得点は連打により得点したもの。さらに追加点が欲しかったのだが連打による得点で勢いをつけた。

 投手心理はよく分からないが、味方が先制してくれたことで投球に思い切りは出るのだろう。失点を怖がらない投球は中日打線に向かって行くには充分だった。
 唯一の失点も谷繁のソロホームラン。勝ったから言えることかも知れないがこれは仕方ない。初球の入り方に慎重を期すということで教訓にすればよいのだが、下位打者の単発で失った1点と、上位の連打であげた1点ではチームへの影響は比べるまでもない。

 根競べの様相を呈してきた8回。マウンドには久保田投手がいた。横浜戦でも活躍を見せ、残念ながら1敗を喫してしまったが誰も責める者などいない場面であった。そのお返しとばかりにタイガース打線が裏の攻撃で火を噴いた。

 赤星選手のやや少し深めのセカンドゴロは、荒木がグラブの中でボールを握りなおす間に加速していた赤星選手が一気に1塁を駆け抜けた。意外にやらかしてくれる荒木選手の記録に残らない拙いプレーで生きた赤星選手を、これも起用にシーツ先生が送る。これもまたナイスバントだ。

 迎える打者はアニキ。山井に対して相性の良い4番と勝負するか、京セラドームで特に好成績をあげる林選手で勝負をするか。ま、さすがに2者敬遠で広大選手勝負は無いわな。中日の選択は林選手との勝負であった。

 ランナーが赤星選手であったことがここで活きる。シングルヒットでも赤星選手ならホームを駆け抜けるだろう。それは阻止したい。だから外野は通常の前進守備よりもさらに一歩前でバックホーム体勢を敷いている。当然、外野手間は大きく開く。

 おそらくインコースを狙っていたであろうボールはアウトコースに入り、林選手は逆らわずにレフトへ打ち返す。これが左中間を真っ二つにし、二者生還。

 これだけでも勝利を確信できたのだが、関西のファンに名刺代わりの一発を広大選手がセンター横に打ち込んだ。

 解説ではシュート、打った本人はストレート狙いと言っていたが、それよりもバットのやや先のほうに当たったかに見えた打球があそこまで伸びるのである。そりゃぁもう!ただ者じゃねぇよ!!この広大という選手は!!

 久保田投手が横浜戦で失った1敗をこの夜に返すという計らいでタイガースは2位に0.5ゲーム、首位にも2.5ゲームまでやってきた。

 ダンゴ状態、決め手に欠けるチームが多々あり、そのなかで今年の勝つ方法を模索していたタイガースが完全に7月から今年勝つ方法を身に着けて結果を出している。見れる方はどこかのサイトでチーム別対戦成績を見て欲しい。タイガースは交流戦で負け越したが、同一リーグでは讀賣と拮抗しながらも勝ち越し、広島には4つの負け越しだが、それ以外のチームには大きく勝ち越しているのだ。あれほど苦労していたにも関わらずである。

 これで竜の尻尾が見えてきたどころか既に踏んづけているかもしれないし、首位の背中には傷でも負わせているかもしれない。

 日程的にも球団や親会社、それだけではなくパ・リーグやオリックスの協力の下で関西6連戦を開催できている。

 天の時、地の利、人の和。三国志をご存知の方ならこの言葉を何度か目にしたことがあるだろう。どれか1つでも持っていれば優勝という天下に大きく近付くし、もしも全て揃えることができれば優勝は必ずできる。今、タイガースは地の利と天の時を得ている。だから残る人の和で戦おう。天の時と地の利は人為的にできるものばかりではないが、人の和は人によって成すことができる。

 だから今もそれを目指しているだろうし、ある程度はできているだろうけど、さらに強固な人の和でチーム一丸となろう。それはチームだけじゃなく、タイガースに関わる全ての人やタイガースを愛する全ての人たちがそうだ。

 このブログで何度も書いている言葉だが、不朽の名曲“六甲颪”の3番の最後は“輝く我等ぞ阪神タイガース”“我等”にはファンも入っているに間違いないのである。
| タテジマに想いを | 22:27 | comments(2) | trackbacks(1) |
たけさん、おはようございます♪
横浜もいい出会いと観戦と良かったですね〜それにしても観戦成績いいですよね!羨ましい!!!

ここのこところ、赤星くんの活躍が光りますね。やっぱり足のある選手が塁に出ると違います!それにしても荒木の一瞬の握りなおしでの赤星くんセーフ。投手にとってはたまらないでしょう・・・そこからの怒涛の攻撃、なんだか強いチームみたいでした(笑)
ところで、堂上が出てくるかと思ったんですが、出ませんでしたね〜今日はどうなんでしょう?
| sorako | 2007/08/15 7:40 AM |

sorakoさん
 こんばんは。
 横浜遠征、楽しかったです。
 観戦成績も今年は良いのですが、そのほとんどは横浜です。19試合中、14試合が横浜戦ですから!!
 おっしゃるとおり、赤星選手の好調さは凄いですね。打率もアッという間に3割を超えました。きっとこれから更にやってくれると思いますが、怪我にだけは気をつけて欲しいですよね。
 今日は堂上兄が出ていましたね。国産の中でも強打者が育っているのはタイガースだけでは無いということですね。

>そこからの怒涛の攻撃、なんだか強いチームみたいでした(笑)

↑おそらく今はセ・リーグで一番強いと思いますよw
| たけ | 2007/08/15 10:00 PM |










http://tatemise.tblog.jp/trackback/153836
ポンポンスコポン!
 8月14日、阪神vs.中日戦。  阪神・ボーグルソン、中日・山井の先発で予定通り試合開始。山井の 風貌は珍しいデザインの眼鏡といい、アクセルホッパーを思い出させる…。  いやまぁそんなことはいいんだが、今日の阪神、その山井の立ち上がりを 攻める。一死から
| 虎のおしゃべり堂 | 2007/08/14 11:44 PM |