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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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 甲子園の空に霞がかかる。それは楽天を冷たく包み、阪神を静かに優しく包む。

 下さんはここ数試合、立ち上がりが抜群に良く試合に静かに入って行ける。それに応えることができない打線がもどかしいのだが、悪いときは悪いなりに・・・・・ロースコアの試合に持ち込んで数少ない勝機を伺う。今はそれでしか勝てないかもしれない。でもたった1つでも勝ちパターンを持っていることに関しては恵まれていると思う。
 たった1つのチャンス。それもアニキとの勝負を避けて今岡選手だ。2年前とは数字上は別人のよう。でも打席にいるのは同一人物。まるで人のいないところをボールに教えているかのようなスイングで放った打球は本当に人と人の間をすり抜けていった。

 勝負強さ、打点、5番、まーくん・マークン(これは違うか!)と周囲の声は途切れることなく今岡選手に降り注いでいる。2005年の活躍があるからどんなに数字を上げても満足してもらえない。でもそれだけの実績を叩き出したのも当の本人。今はこの声を逆に楽しむくらいで丁度良い。自分でも言っていた「持ち味の初球から」は今岡選手の代名詞みたいなもの。

 最後はいつもの3人。安心と安定がある3人。この3人が「いつもの」ように抑えて行くことは当たり前のことではないだが、それを当たり前と思わせる凄さがある。よそのチームを見回しても3人とも調子を崩さずに登板しているチームは少ないだろう。

 静かでいながら長めの試合になっている。静かだから長く感じている。試合終盤に空から降りてきた霞は最終回にノーアウトでランナーを出したものの反撃する空気を許さずに試合を収めた。

 公式HPに載せられている下さんのコメントはいつもとほとんど同じ。1つ違う点は敗戦時には「何もありません。」だが勝った今日は「今日も何も『ございません』。」だった。少しだけ丁寧な言葉の中に、これも少しご機嫌な下さんがうかがい知れる。

 周囲の“マーくん狂騒曲”という喧騒を抑えて行くかのような今岡選手の静かなヒーローインタビュー。テレビからは甲子園に流れる六甲颪の虎の雄叫びが響く。

 6月初の連勝である。しかしそれも意識させないかのように勝つための試合は明日も続く。

 雨が降ったわけでもないのに甲子園は潤った姿を見せている。乾き、荒れたタイガースに降り注いだ霞は今夜、タイガースを潤いで癒すだろう。

 夏の風に運ばれ、空から舞い降りた霞はタイガースを優しく包んでいた。
| タテジマに想いを | 22:17 | comments(0) | trackbacks(3) |









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水を得た魚のように・・・
恋女房 {%heart3_a%} 矢野捕手が
| ++たかが野球 されど野球やねん++虎を想ふ | 2007/06/19 10:44 PM |
1点差勝ち
 6月19日、阪神vs.楽天戦。  楽天・永井、阪神・下柳の先発で試合は静かに立ち上がる。双方とも 大きなチャンスもなく、迎えた四回、先頭の赤星が粘ってフォアボールで 出塁する。林がセンターフライに倒れた後、金本の打順で盗塁に成功、 一死二塁とする。金本が
| 虎のおしゃべり堂 | 2007/06/19 11:08 PM |
ベタなタイトルやけど、まさに虎の子の1点を守りきる!
6月19日甲子園球場:阪神1−0楽天 ・何よりも勝利を優先した。必死になって奪い、守り抜いてきた虎の子1点。(スポニチ) ・貧打にあえぐ打線にあって今岡が、ここぞの一本で虎の子の1点をたたき出した。(サンスポ) ・虎の子の1点を守り切った。(サンスポ) こ
| あさちゃん。スポーツ | 2007/06/20 7:18 AM |