タテジマとファイブアローズに魅せられて

　そこでタイガースだ。人それぞれ、好きになるスタイルというものはある。３６０°どこから見てもタイガースが好きという人もいるし、タイガースのここは大好きなんだけど、ここは苦手かな？なんて人だっていると思う。それでも好きな気持ちと苦手な気持ちを比べてみて、好きな気持ちのほうが強ければ好きってことじゃないのかな？と俺は思うことにしている。

　ただ気をつけたいことが２つあると思う。

　１つはタイガースを好きであることに嘘がないこと。

　まだあまり詳しくなければ、古いファンでなければタイガースのことを知らなくて当然。でも別に知らなかったら知らないでいいんじゃないのかな？タイガースファンでいることは、タイガースと時間を共有することだと思っている。その時間を共有することは喜びもあれば辛さだってある。思うように行くことのほうが少なくて、それでも一緒にいればいるほどそれが自然になって行く。そんな関係があったっていいじゃないか？だから無理に知った振りをしなくていいし、背伸びもしなくていいと思う。

　何も焦ることはなく、無理をすることもないと思う。

　球場に行けなくたって、甲子園に行けなくたって阪神ファンだって人はたくさんいる。テレビ観戦しかできないファン、ラジオだけ、新聞だけ、スポーツニュースだけって人もみんな一緒に阪神ファン。

　例えて言うなら、生卵が１つあったら目玉焼きを作る人もいればゆで卵を作る人もいる。でもどちらも卵は卵。変な例えだったけど、タイガースファンだっていろいろいるってもんだ。だからその中でこれだけはっていうのは『嘘』が無いこと。これ、大事。

　そして２つ目は、好きなら好きって気持ちをしっかり持つこと。ファンでいれば当然、色々と詳しくなってくる。そしてタイガースを熱く語りたくなる。でもそれが評論や批評でいるうちはいいんだけど、間違った方向に行くと批判、否定、批難、誹謗になってしまう。そうなるとそれは『好き』ではなくなっている。

　好きでいることは楽ではない。好きでいつづけることは更に大変だ。以前も書いた言葉だけど「タイガースファンはタフじゃなければ続けていけない。タイガースへの愛がなければファンである資格がない」と俺は思っている。自己満足の愛もあるだろうけど、人が見ても羨ましがるような愛情でタイガースを応援しよう。

　少しずつの積み重ねが気づいたら高くなっているように、タイガースを好きな気持ちも積み重ねればみんなが黙っていても羨ましがるようなタイガースファンになれるはず。

　だから優しく強く素直にタイガースを好きでいよう。俺もその気持ちでタイガースを今年は応援したい。それが今年の俺のテーマであるファンとしての「原点回帰」。甲子園スタンドの階段を上がり、振り向いたときに目に飛び込んでくる芝生の美しさに感動したあのときの気持ちをずっと持ち続けるために。

　そして個人的な目標ではブログ４年目もしっかりとした記事を書くことを目標に、みんなで一緒に「気合入れてこ〜ぜっ！！」って感じで行ってみよぉ！！


　明日は静岡でオープン戦なのに仕事で行けねぇよ・・・。