タテジマとファイブアローズに魅せられて

　で、今回のうちの大将の発言を検証する。

　「地元枠を作ってもえぇんちゃう？大学生はしゃあないけど高校生の１巡目くらいは。」

　それだけではない。

　「報徳よりも東の近畿が阪神ってことで。オリックスは四国でえぇやろ？」

　さすがだ！さすがすぎて言葉が出ない！！報徳よりも「西の近畿」と言ったら神戸と姫路くらいしかわからない。報徳って西宮でしょ？神戸も入れとこうや。

　一般に近畿地方といえば兵庫、和歌山、奈良、大阪、京都、三重、滋賀の２府４県でいいんだよね。三重県は東海地方に数えられることも多いけど、思いつくままに強豪校を書いてみる。

　兵庫（報徳よりも東とする）　報徳学園、あとは・・・・・尼崎にあったよね。

　大阪　ＰＬ、大阪桐蔭、近大付、履正社、上宮、北陽、東海大ナントカ、大商大堺ほかたくさん

　京都　平安、京都外大西ほか

　和歌山　智弁和歌山、市和商ほか

　奈良　智弁、天理ほか

　三重、滋賀　ごめん、わからない。

　とにかく沢山の高校があって、激戦区となっている。それは春のセンバツの際の出場校数の割り振りを見てもわかるように。

　その中から、タイガースが一番好きな選手をいの一番に選べるなんて、なんて素晴らしい（っていうかスゲェ）考えなんだ！！そんなことしたら、そりゃあ凄いが、選びきれないぞ！きっと。

　むしろ俺が思うのは、サッカーのようにプロ野球にもユースチームを作ってもいいんじゃないか？と思うのだ。ファームではなくてユース（Ｊｒユースも）。高校（中学）の部活のように上下関係で嫌な思いをしなくても、実力次第でプロの指導を受けられるシステム作り。もちろん、高校卒業後に育成枠でも選手枠でも入団可能。大学進学や他球団に入りたければそう宣言するシステム作り。そういうのもＯＫだと俺は思っている。地域に根ざしたチーム作りなんて、こういうところから出来るものかもしれないし、ユースチームによる試合を地方球場でやったっていいんじゃないかと思う。とにかく地域の方が、地方の方がプロと同じユニフォームに接する機会を増やすことが大切だと考えている。

　ドラフトに地域枠って言うのは突拍子もないことだけど、地域や地元を重視するタイガースのドラフトへの考え方は間違っていないと俺は思っている。