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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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誠 誠 誠ぉぉぉ〜!!
 体調不良で電車で座っているのもしんどい中で仕事して帰ってきて、布団に入りながら観た昨日の試合、全ては夢なのかと思ったような場面であった。

 今岡選手が普通に軽く振った打球は伸びまくってバックスクリーン横へ。この1発のとき、1塁を回る今岡選手がどれだけ安心した表情になっただろうか?それを素直に感じることができた。

 讀賣にとっては昨日の7回の3連発をやったせいで、日テレ的には今夜も!!って思うんだろうけど、そうそう3連発が何回も出るわけがない。相手はピッチングマシンではなくプロの投手である。そりゃ無いだろう。それでもそれくらいは言わなきゃならん立場も大変だろうとは思うけど。

 全体的に今年の走塁への意識が高まっている今年のタイガースである。それをさらに強烈に見せ付ける場面がやってきた。

 打者は鳥谷選手。カウントはフルカウント。サインはエンドランだったんだろう。投球と同時にアベシンノスケは立ち上がって送球体勢になっている。そのときだ!!鳥谷選手がセンターよりもややレフト側にライナー性の当たりを放った。センターは亀井。決して肩が弱い選手ではない。今岡選手はセカンドストップ・・・・・でも不思議じゃなかった。

 しかしである!カメラはなんとサードベース付近を写すではないか!今岡選手が猛然と3塁を目指しているのだ。これだけで興奮する場面なのだがそれだけではなくヘッドスライディング!!あんなにも感情的なプレーをしない選手が感情をあらわにして1つ先の塁を奪いに行っているのだ。足から滑り込んでいるのではない。手から、頭から滑り込んでいるのである。これまでチャンスに打てなかった悔しさや、周囲からの目に対するプレッシャー。それはプロである以上は言い訳にも何にもならないものであることは承知しているであろうし、結果を出すことでしか答えにならないことも承知しているだろう。その2つを一晩で出して見せた。

 出したといっても一晩だけ。でもこの一晩が今後への大きな一晩になるかもしれない。

 他にも書きたい選手はたくさんいる。でもこの日の今岡選手の前には他の選手のことを称えるどんな饒舌な言葉も霞んでしまう気がする。だから今夜は今岡選手のことだけ書いておきたい。そんな気持ちにさせられた特別な試合だった。
| タテジマに想いを | 23:59 | comments(0) | trackbacks(1) |