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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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風の棲む場所
 最近の子供はどうか知らないが、僕の子供のころは公園でする遊びといったら野球だった。ゴムボールとプラスチックのバットで人数に応じたルールでよく遊んだものだ。一番人気があるポジションはピッチャーなのはどこも同じだったと思うけど、掛布選手のファンだった僕はサードばかりやっていた気がする。余談だけど。

 みんなが野球に親しんだ原風景。それを今でも持ち続けているのが甲子園じゃないかって思っている。そんな環境の中でみんな野球小僧になってゆく。その野球小僧がそのまま大きくなったような人が次期監督としてタイガースの指揮をとる。一球入魂なんていうと大げさだけど、子供のころはその1球に夢中になって野球をやっていた。そして子供のころ憧れたであろう甲子園で、大きくなった野球小僧が次の物語を描いてゆく。

 その舞台となる阪神甲子園球場。ご存知のとおり最近多い屋根がある球場ではなく、人工芝でもない。下は土のグラウンド。これって子供のころ遊んでいた公園に近いものがあるんじゃないかな?芝生公園とかを除けば、みんなが遊んでいた公園は土がむき出しの公園でしょ?自然の風が流れる公園で、ときどき雨の下でプレーしたりね。

 セ・リーグの球場では神宮、横浜、広島の各球場が今でも屋根が無く、広島球場は天然芝である。しかし、人工芝の球場と比較しても遜色なく、むしろそれを上回るグランドコンディションを阪神園芸の熱心なケアでキープしつづける甲子園。他の球場より圧倒的に広い外野スタンドを持つ甲子園。球場の周りを覆う蔦のせいか、呼吸を感じる球場、甲子園。他の球場と違い、周りに高層ビルが少ないせいかまるで野球の国に来ている気がする場所、甲子園。

 風のいる球場甲子園。この球場でこれからもタイガースは涙と感動と笑顔を沢山くれるはずだ。

 それぞれの球場に、色々な特徴があるが、甲子園に行ったら是非顔を上に向けてほしい。美しい夕焼けを見てほしい。吹き抜ける風を感じてほしい。甲子園の芝はどこまでも美しく、空はどこまでも高く広い。

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| T−コラム | 19:19 | comments(0) | trackbacks(0) |